図などを示しながら説明して、お化粧、スキンケア、髪の毛のセット等には理解をしていただけました。
ユイさんに限らず、美意識が低いと、肌のテカリとつやの違いや、ガチ素肌と素肌っぽいナチュラルメイクの違いを認識できなかったりします。
今の時代の“おブスさん”は割と、ファンデーションをしっかり塗っている人が多いので、
自分ではきちんとやっているつもりになりやすいです。そのファンデーションが高いものだとなおさら、メイクが下手だと自覚できないのです。
後日メイクを習ったユイさんに、こんな感想をいただきました。

「楽しいけど難しいです。
ファンデーションって今までの半分の量でいいんだって分かりました。塗りすぎてたんですね。量を減らした方が崩れなくて、テカりにくくなりました。会社でも顔色良くなったと言われて……今まではちゃんとしているつもりだけどズレてたんですね。お化粧もちゃんとできていないのに、男性にいろんな女性と見比べられていることが自覚できていなかったと思う」
女性の外見ってヘアメイクで一番簡単に変えられるのに、外見の指摘をされにくい今の時代は「イマイチ」とも気が付きにくいです。
男性はパートナー探しで女性の容姿を最も重要視していて、外見がいまいちだと人柄も知性も見てすらもらえないという事実は、もっと知られていいと思います。それでも、マッチングアプリでは「いいね」が来る。アプリの怖さってここです。
男性からの「いいね」の価値は、ティッシュより薄く軽いと思っておきましょう。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt