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サンリオピューロランドに響く怒号! “絶対に許せない男”を目撃した女性、鬼の形相で追いかけた結果

あなたには、落ち込んだ時にふと立ち寄りたくなる大切な場所がありますか? 今回は、そんな場所で「最も会いたくなかった人」に遭遇してしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。
ピューロ

画像はイメージ(以下同じ)

サンリオ好き女性、“ひとりピューロ”のはじまりは

羽山祥子さん(仮名・31歳/派遣社員)は、子どもの頃からサンリオが大好きです。 「今はシナモンというキャラを推しているんですが、ストレスがたまるとついぬいぐるみなどのグッズをたくさん買ってしまうんですよね。家に帰ってシナモンにまみれていると、スッと心が軽くなって力が湧いてくる。私にとって癒しの存在なんですよ」 そんな祥子さんでしたが、東京都多摩市にあるテーマパーク「サンリオピューロランド」には、ひとりで行く勇気がずっとなかったそう。 「たまに友人に付き合ってもらって行けたらラッキーという感じで、ひとりではちょっと……と、ずっと躊躇(ちゅうちょ)していたんです。でも、昨年からタガが外れたように頻繁にひとりピューロをするようになってしまって」 実はその頃祥子さんは、マッチングアプリで知り合った男性(33歳/不動産業)とお付き合いをすることになったものの、ホテルで体を許した途端に全く連絡がつかなくなってしまうという悲惨な目に遭ってしまい、とても弱っていました。 「俗に言うヤリモク男ってやつに引っかかってしまったみたいで。久しぶりに身も心も許した男性に騙されていたショックは、かなり大きかったですね。男性を見る目のない自分自身にもウンザリしてしまい、駆け込んだのが私の“ひとりピューロ”のはじまりなんですよ」

神聖なピューロランドに、見覚えのある人影が

祥子さんはピューロランドの空間にいるだけで傷口が癒えていくのを感じ、サンリオキャラクターたちがダンスで魅せる、前向きなテーマを打ち出したショーに元気をもらい、とても助けられたのだそう。 「それ以来、かえってひとりの方が気を遣わないでピューロを満喫できるなと思うようになり、気楽に訪れてはパワーチャージをするようになったんですよ」 デートそんなある日、いつものようにひとりピューロを楽しんでいると、見覚えのある人影が視界に入ってきました。 「それが、例のヤリモク男だったんですよ!」 しかも女性と手を繋いでいて、怒りが湧き上がった祥子さんは男を追いかけて、捕まえようとしました。 「もちろん自分を騙したことへの怒りもありましたが、さらに新規の女性を引っ掛けるために『女なんてどうせここに連れてきたら漏れなくメロメロだろ』という舐めた考えで……神聖なピューロランドを、汚らわしい行為をするための足がかりにしているように感じて許せない気持ちになったんです」 怒りの形相で迫り来る祥子さんを認識したその男は、一緒に居た女性を置き去りにして猛ダッシュ。そのまま人混みに紛れて、見失ってしまいました。
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再び男を発見、背後から静かに近づいて……
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