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「夫の不倫相手の顔写真」をSNSでさらしたサレ妻の結末。復讐をあおった“ファン”も?

他人の不幸やスカっとする復讐劇が嫌いな人は、実は少数派ではないでしょうか。それが自分の生活を脅かしたり利害をもたらしたりしなければ、なおさら、映画やドラマを見ている気分で傍観できます。その最たる例がSNS上の「サレ妻アカウント」です。
サレ妻

画像はイメージです

“サレ妻”SNSが名誉棄損罪に

夫に不倫をされた妻を指す「サレ妻」を自称するアカウントは、Xを中心に100以上あります。中には数万人のフォロワーがいるアカウントもあり、SNS上のちょっとした有名人にもなることも。 そんなサレ妻アカウントの中で、X上のとあるアカウントが今年5月に名誉棄損罪にまで発展して、大きな話題となりました。 そのアカウント主は、妊活中に夫が同じ会社の若い女性と不倫したことを知ったサレ妻。不倫発覚後、サレ妻は夫の関係を解消するべく相手の女性と接触し、同意書を交わすなど再構築に向けて動き出していました。 ところが、その後、別れたフリをして不倫関係が継続していたことがわかり、さらには不倫が原因で彼氏と別れたことをサレ妻のせいにされるという展開に。以上は、あくまでサレ妻側がXで書いたことなので真相はわかりませんが、X上ではサレ妻を応援するファンが急増していったのです。

「不倫相手をさらしちゃえ」と、あおるフォロワーも

相手女性に対して怒りの限界を迎えたサレ妻。応援する人たちから「女のフルネームと顔写真を1日でも多くさらしたほうが後悔しない!」とあおる人まで現れ、12万人のフォロワーを抱えて注目の的になっていたサレ妻は過激に暴走していきました。 ついに、相手女性の個人情報がわかる顔写真や氏名などをX上にさらす強硬手段を決行。その投稿が大きく拡散されると、さらにはサレ妻自身のものとも思われる免許証も公開するなど、まさに捨て身の報復劇を繰り広げていきました。 不倫当事者たちの氏名と顔写真がネットで拡散する。芸能人ではない一般人であっても、「不倫」がいかにいろいろな意味で人々の心を掴んで離さないかがわかります。 不倫相手女性をさらしたことに対しては、批判的な声もあった一方で、それ以上にサレ妻に同情し、応援している層からの称賛の声は止みませんでした。
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逮捕後、サレ妻を支援する署名に2万3000筆
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