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年収200万円台アラフォー女性の“報われない婚活”。「歯が黄色い男性や、喋らない男性としか出会えない」

お見合いで盛り上がった男性に覚えた“違和感”

婚活の再開後に4人の男性とお見合いをして、3人と交際へ進みます(結婚相談所では、複数人と同時進行の交際が認められていることが多いです)。その中で、2歳年下で同じゲーム好きの男性が“第一候補”でした。居住地も比較的近く、こまめにデートを重ねていました。 ただ徐々に、彼とのコミュニケーションに違和感を覚えることが出てきました。由美さんはシフト休みなのに対し、相手は土日休みでしたが、相手は日程調整が苦手そうで確認を忘れることもありました。一度に2つのことができず、一緒に食事をするとものすごく食べるのが遅かった点も気になりました。 ベッドで悲しむ女性あるとき、デートの予定をしていた日に由美さんが体調を崩し熱を出したことがありました。「風邪薬を買って持ってきてほしい」とお願いしたら「他に頼める人いないの?」と返信がきました。福祉という仕事柄、発達障害に詳しい由美さん。それまでの違和感を次のデートで本人に話して確認したところ、職場でパニックを起こして発達障害と診断を受けたことがあると言われました。 「彼が発達障害だということ自体が、断る理由にはならなかったと思います。でも、大事なことを隠す人とは信頼関係を築けないと思って断りました」 【関連記事】⇒発達障害の夫をもつ妻の苦悩。“心が通わない違和感”は理解されにくい

“第二希望”だった男性が、未来の夫に急浮上

その間、初デートから2週間ほど期間が空き、次のデートの約束すらしていなかった男性からLINEが来ます。その彼は、IT企業に勤めるバツイチ男性。お見合いで盛り上がったわけではないものの、会った時にものすごくホッとしたそうです。 「人との距離感、外見の清潔感、あらゆる意味で居心地が良い男性でした。一度結婚・離婚を経験しているので、結婚や出産の現実も分かっている方でした。それまでも、離婚歴がある男性の方が素敵と感じることが多かったです。夫は年収は高いけど高卒です。学歴も、こだわらなくていいと思いました」
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「もしも今の夫と30歳で出会っていたら」
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