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サイゼリヤ「安さ維持のためのメニュー改定」にネットがザワつく…“今のサイゼの満足度”を冷静に分析してみた

 安さにどこまでこだわるか? サイゼリヤ 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。  圧倒的な安さと居心地の良さ、一部のイタリア人も驚くおいしさで人気のサイゼリヤ。値上げやメニュー改定時はもちろんのこと、SNS上におけるユーザー発言によってたびたびトレンド入りや炎上騒動になる、常に大きく注目されている人気レストランです。
グランモラビア

サイゼリヤでは2023年7月12日から無料提供だった粉チーズのグランモラビアが有料になり、店の看板チーズだったペコリーノ・ロマーノは姿を消しました。安さ維持のためのメニュー改定はどこまで続くのでしょうか……?

 しかしながら最近、ある変化が見られるように。サイゼリヤの評価についてX上での動向を見ていると、コスパの良さを評価する投稿は依然として多いものの、2023年夏の粉チーズ有料化、そして2024年6月のピザ「Wチーズ」廃止の際にはショックの声が高まるなど、いろいろとザワザワしはじめていることがわかります。

「サイゼは安くておいしくて最高!」の構図が崩れる!?

「エクストラ・バージン・オリーブオイル」は使い放題

「エクストラ・バージン・オリーブオイル」は使い放題

 これは、サイゼの価格維持とお客の満足度とのバランスが少しずつ揺らぎはじめているからなのかも……。今後もしもチーズに続いてオリーブオイルが有料化したり、明らかな品質低下などが起これば、「サイゼは安くておいしくて最高!」という構図が崩れていく可能性があります。  そこで今回は、今のリアルなサイゼリヤの満足度について冷静に分析してみることに。価格の安さに加えて、サイゼリヤらしい確かな独自性や個性を感じることができれば、多くの人々がファンを継続できるはずです。個人的な感覚は含まれますが、結論として“400円のメニュー”が基点になるところに落ち着きました。

400円に最高点あり!?後悔しないコスパ最強のメニュー5選

 ワインを除いた料理メニューについて、おいしさや独自性を価格と照らし合わせてチェックしていくと、400円を境に潮目が変わるのではないかということに気がついたのです。  つまり400円以上になると、サイゼリヤでしか絶対に食べられないという気分は薄れ、逆に400円以下では安さ優先で、価格維持の印象が強くなるのではないかということ。400円で食べられる高コスパな料理を5つご紹介していくことにしましょう。 ※400円がどの程度のインパクトなのかを想像していただくにあたり、参考として他レストランのメニュー価格を並べてみました。 マクドナルド てりやきマックバーガー、フィレオフィッシュ 400円(通常店) 吉野家 牛丼(並盛) 468円 すき家 牛丼(並盛) 430円 バーミヤン バーミヤンラーメン 659円 スターバックス スターバックスラテ ショートサイズ 455円
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後悔しないコスパ最強のメニュー
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