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40代で離婚→46歳でマンション購入→年金暮らしの68歳女性「月12万円やりくりルール」とは?

「月12万円でやりくりする」と決めたのは10年前。 『68歳おひとりさま 幸せに年を重ねるためのお金と時間の上手な使い方』(マガジンハウス)の著者、シニアブロガーのショコラさんは、今も心豊かに過ごしています。
68歳 おひとりさま 幸せに年を重ねるための お金と時間の上手な使い方

68歳 おひとりさま 幸せに年を重ねるための お金と時間の上手な使い方(マガジンハウス)ショコラ(著)

世間の経済事情がどうなろうとも、ショコラさんはシンプルにブレずに「月12万円」のままなのです。

40代で離婚、正社員→パート→年金暮らしへ

40代で離婚、ひとり暮らし、45歳で化粧品会社の正社員になり、46歳でマンションを購入、13年勤務した会社を辞め、パートへ。老後の不安を見据えて「月12万円」のシミュレーションをはじめたのが10年前です。 やりたいことを後回しにして、がむしゃらに働いた頃、節約にも励みました。 昨年パートを辞め、現在は完全な年金暮らし。「時間に余裕が生まれたら、やりたかったことにどんどん挑戦しよう」と決意していたショコラさん。限りあるお金で自由を謳歌する毎日には、ショコラさん流の工夫があふれているのです。

必要なお金を計算しておく

長年家計簿を付けていたショコラさんは、その経験から「贅沢をせずに暮らせるお金は12万円」と定めました。この金額は人それぞれ異なりますが、最低××円あれば生活できる、という金額を把握しておくのは大切です。 あとは老後に備えての貯金、予想外の出費のための予備費を確保しておけば、人生設計は安泰といえるのではないでしょうか。 お金の管理は苦手、という方は多いです。しかし将来への漠然(ばくぜん)とした不安は、お金の計画を無視していては拭(ぬぐ)えないのです。40代、50代、そして60代と、ショコラさんは生活の変化を冷静に見つめていました。 一生懸命に働いて、無理なく節約していたからこそ、ショコラさんは今、「やりたいことリスト」を思いきり消化できるのです。
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「いつ何があるかわからない」
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