(1)横幅1cm程度で毛量がほどよく、平らなブラシ
アイシャドウブラシはかなりの数を試しましたが、美しいグラデーションをテクニックなしで作るには横幅1cm程度で毛量がほどよく、平らなブラシがベストだと感じています。
ちなみに、最近は100均でも使いやすいブラシが揃っているので、条件に合えば100均で手に入るものでも構いません。
ハイライトやシェーディングを入れるためのブラシですが、アイシャドウブラシとして使っています。

ダイソー UR GLAM「コントゥアリングブラシB」110円(税込)
(2)ペタペタではないチップ
何度も洗って使っているうちにチップがペタペタになることがあります。ほつれやフカフカ感が物足りなくなったら捨てるタイミング。クッション性があるチップを使いましょう。
(3)肌色補正効果があるアイシャドウベース

エクセル「フィットアイベース」1,045円(税込)
まぶたのくすみはコンシーラーでもカバーできますが、数多くのアイテムを塗ると崩れやヨレの原因になることも。そこでおすすめなのが、肌色補正効果のあるアイシャドウベース。ヨレやすい方はファンデを省いてもOKです。
するするとまぶたに伸びて密着。アイシャドウの発色や色持ちをよくし、ヨレにくくする効果があります。
ポイントはブラシの動かし方。今っぽいアイメイクに仕上げる方法
多くの色を上まぶたにのせると、たるみで目を閉じたときに塗った色が目を開いたときに思うような位置に来ず、残念な仕上がりになりがち。単色で仕上げましょう。
<今回使用するアイシャドウ>

ケイト「ポッピングシルエットシャドウ BE-1 シナモンポップ」(税込1,540円)
ケイト「ポッピングシルエットシャドウ BE-1 シナモンポップ」(税込1,540円)を使用します。マットと大きさの異なるグリッター3種からなるベージュトーンのアイシャドウ。
(1)肌色補正効果のあるアイシャドウベースをアイホールに塗る。
(2)(1)の後2分ほど待ちアイシャドウを適量ブラシに取って手の甲で軽くはらう。
(3)(2)のブラシを上まぶたの中央目のキワに近い部分に置き、左右にスライドさせるようにしてアイシャドウを塗る。その状態で少しずつ上に塗り広げ、アイシャドウを塗りたい部分意外にはできるだけはみ出さないようにする。
(4)抜け感を出したいなら下まぶたには上まぶたよりも明るい色を使い、涙袋を作って立体感を出したいなら影色を下まぶたの下に仕込んでぷっくりと仕上げる。
(5)煌めきを添えたい場合には最後にラメやパールを上まぶたの中央部分にチップでオン。


使うアイシャドウや塗るためのアイテムを厳選し、塗り方を工夫することでメイクの仕上がりは変わります。この機会にアイメイクのやり方を見直しませんか?
<文/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:
@sachikoendo_