曇りや雨の気候ばかりだと気分が塞ぎますよね。実際、太陽の光をあびると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。外に出る心の余裕がないという場合、本書が薦めるのが「ベランダ日光浴」です。ベランダなら誰も見ていませんし、すっぴんだってOK。
折りたたみイスやハーブティーを用意して、目をとじればあら不思議、即席に南国へトリップできてしまいます。普段は意識しない風のそよぎや、葉擦れの音など、季節の流れを肌で感じて、ザ・マインドフルネス。地球との一体感も味わえるかも。
家にいながら解放感を味わえるといえば、お風呂ですよね。メンタルが落ちている時、お風呂は苦行に思えるかもしれません。しかし、その苦行を極楽に変えてしまうのが、特別な入浴剤なのです。
本書に登場するLUSHの「インターギャラクティック」は、私もポチしたくなりました。だって「お湯の中にキラキラのラメが溶け込んで星みたい…」なバスタイムが堪能できるのですよ。入浴剤なので肌にもよく、身体もあたたまります。
たとえば、お風呂に入るのではなく「宇宙に行く」だの「×××温泉につかる」だの「大女優になってバラまみれになる」だの、変換していくのはどうでしょう。ルーティンのバスタイムを非日常空間にしてしまうのです。
ゆっくりと体をほぐしたら、あとはベッドへ直行、ひたすら寝る。これで明日の朝には、エネルギーチャージが完了しているはず。