娘の同級生が自殺未遂。遺書には“娘の名前”が…「いじめなんてやってない」子どもの言葉を信じられるか<漫画>
SNSで大きな反響を集め、様々な感想を集めた漫画『娘がいじめをしていました』(KADOKAWA刊)。同作の作者・しろやぎ秋吾さんが昨年11月にリリースした『娘はいじめなんてやってない』(同)も、前作以上に「自分なりの感想を誰かに聞いてもらい、語り合いたくなる」作品だ。
小学6年生の紫村俊介がいじめを苦に学校の屋上から飛び降りたところからストーリーが始まる本作。俊介の残した遺書には、いじめ加害者と目されるクラスメイトらの名前があり、その中には“青空茜”の文字が。娘がいじめをしていた可能性を知り、茜の母親・翼は激しく動揺するも、茜の「私はいじめなんてやってない」という言葉を信じようとするが──。
学校内で起きたいじめは決して子供同士だけではなく、その子供の親も“当事者”になることをハッキリと突きつける本作を描いたしろやぎさんに話を聞いた。
【前回記事】⇒いじめを苦に飛び降りた小学生。それでも“いじめられる方にも問題がある”? タブーに挑んだ作者の意図は<漫画>


『娘はいじめなんてやってない 』©しろやぎ秋吾/KADOKAWA(以下同じ)
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