元乃木坂32歳、路上キス報道もいじりOKな“あざとキャラ”へ!バラドル女王・指原莉乃との意外な共通点とは?
昨今のバラエティ番組で見ない日はないほど活躍している女性タレントと言えば松村沙友理さんではないでしょうか。
なぜ松村さんがここまでテレビに引っ張りだこになっているのか? その理由を考察します。
今年33歳になる松村さんは2011年に乃木坂46のオーディションに合格し、1期生として同年にデビュー。デビュー当時から人気が高く、白石麻衣さんと橋本奈々未さんとともに「乃木坂御三家」とまで言われ、ユニット曲を組まれるほどグループの中でも中心的なメンバーでした。
「さゆりんご」というニックネームでふわふわしたぶりっこキャラで人気メンバーとして幅広い層のファンを獲得していた松村さんでしたが、2014年に既婚者男性との路上キスが『週刊文春』(10月8日発売号)で報道され、謝罪するというスキャンダルにも見舞われました。
当時は強いバッシングもありましたが、その後もファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデル起用や乃木坂メンバー初のInstagram開設、主演映画公開など活躍の場を広げます。
2021年に乃木坂46を卒業してもメディア露出は絶えることなく、2024年には1年間の番組出演本数が100本を超えるという大ブレイク。
さらに2025年4月からは主演ドラマ『やぶさかではございません』(テレビ東京)で恋愛に不器用なこじらせアラサー女子を演じており、バラエティにもドラマにも引っ張りだこになっています。
バラエティ番組での松村さんはあざといぶりっこキャラを武器にしつつも、大阪出身ならではのお笑いを理解した機転の利いた対応力を見せるなど、バラエティ力を存分に披露しています。
もともと『乃木坂工事中』(テレビ東京)で共演していたMCのバナナマンに長年鍛えられていることもあり、その場の空気を全部持っていってしまうような奇想天外な言動を見せ「バナナマンが育てたモンスター」と称されることも。
例の松村さんのスキャンダルはアイドルの熱愛というだけでなく相手が既婚者男性ということで不倫に該当するため、かなりのバッシングがありました。
また報道後、松村さんは生放送のラジオ番組を通して自分の言葉で涙ながらに謝罪しましたが、“男女の関係がなかった”や“お互いに素性を知らず既婚者という認識がなかった”など、苦しい言い訳に終始したことでさらに炎上する事態となりました。
しかしこうしたスキャンダルがあってアンチが存在しながらも、その後、スキャンダルを武器にバラエティで成り上がる様子は、AKB48在籍時代にファンの男性との交際が週刊誌に撮られた指原莉乃さんを彷彿(ほうふつ)とさせます。
逆に言えばスキャンダルがあったからこそ、これ以上に失うものがなく、怖いもの知らずでバラエティで戦えるというのもあるかもしれません。
また2022年から交際報道があった人気YouTuberのヒカルさんとの破局の後、昨年には一般男性との交際が報じられると「これまでの彼氏より全然いい!」、「次こそ幸せになって」といった祝福の声も殺到。スキャンダルが多い松村さんだからこそ、熱愛相手にも注目が集まることが伺えます。
さらに近年はもともと持っている、あざといキャラを誇張させつつ、過去のスキャンダルや30歳を超えてもキャラを維持していることをいじられるなど、経験や年齢がさらに面白さを広げていることも制作側から重宝されているゆえんでしょう。
元アイドルとしての可愛らしいビジュアル、あざといぶりっこキャラ、過去の恋愛トーク、いじられたときの切り返しなどさまざまな武器を持ちつつ、30歳という年齢を超えて熟したタイミングもあり、現在松村さんがバラエティ無双している背景にありそうです。