――今後、芸人としてどんな活動をしていきたいですか?
「単独ライブをやりたいです。あとお笑いだけじゃない、新しいジャンルを切り開いていきたいんですよね。今はお笑いって、コント・漫才・ピンだけじゃないですか。それ以外のものができたら面白いと思うんです。
私自身はお笑いだけでストレートで勝ち続けられる人間ではないと思います。だからこそ、お笑いと他ジャンルを融合させたような、新しいものが作れたらいいなと考えています」
――将来的な目標は?
「お金を稼ぎたい(笑)。目先のことですけど、2つ掛け持ちしているアルバイトを辞めたいですね。
それと、芸人としてではなくて人としての話なんですが。私は死ぬ時に『面白いおばあちゃん』であることが目標なんです」
――きりさん、まだ22歳ですよね?!
「私、自分がいつ死んでもおかしくないと思ってるんですよ。何かあった時のために、毎年エンディングノートも書いています。今のノートで、もう4冊目です」
――18歳からエンディングノートを書いていたのですね。
「その頃から私は、ピアノしか弾いてこなかったおばあちゃんにはなりたくないと思っていました。若い人に話を聞いてもらえるおばあちゃんでありたかった。1つことしかしてこなかったおばあちゃんより、ピアノを極めた後で芸人になった、変な生き方をしたおばあちゃんのトークの方が聞きたくないですか?」
――そう言われれば、そうかもしれないです。
「私がたった今死んだとしても、きっと面白いお葬式にはなると思うんですよ。でも、それをどんどん積み重ねて、最終的にはものすごい数のエピソードを持ったおばあちゃんとして死んでいきたい。
そのためにも、今は芸人としての停滞をしないよう、生きていたいですね」
<文・取材/もちづき千代子>
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:
@kyan__tama