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「救急車を呼んで…」激しい腹痛の妻へ、夫が放った“ひと言”に絶句。これはどう見ても離婚案件

救急車を「自分で呼ぶこともできない」理由

 しかし数日後、また激しい腹痛が起こりました。奈美子さんは今度こそ救急車を……と思ったのですが、健一さんは「また? 前もなんともなかったでしょ」と言って、それっきり。何度も夫に訴えかける奈美子さんですが、次第に健一さんが不機嫌になり、一日半ものあいだ無視されました。  その間にさすがに限界が来て、奈美子さんは実家の母にメッセージを送りました。「どうしよう、痛くて動けない。救急車も呼んでもらえないの」奈美子さんの母はすぐに「夫の言うことなんて気にしないで、救急車を呼びなさい!」と返してくれたものの、家の中には不機嫌な夫がいて、呼ぶに呼べませんでした救急車 そこで、奈美子さんの母が東京に住む自分の妹に「助けに行ってやって」と頼んでくれました。  奈美子さんの叔母に当たる由美子さんが、健一さんにも連絡を入れ、救急車を呼ぶように言うと、「まだ呼んでないんですけど、たぶん大丈夫です」と、やんわり拒否。最終的には「じゃあ私が呼びます」と由美子さんが言うと、「呼びます、呼びます」と言って、慌てて救急車を手配しました。

退院の日に放ったひと言に、妻がキレる

 2度目の診察では、「過去の帝王切開の影響で、腸の癒着による腹痛が起きていますね。入院が必要です」と医師から診断を受けました。そのまま入院することになり、奈美子さんは痛みと不安と戦いながら数日間を過ごします。  そしてやっと退院という日に、夫が放ったひと言は「なんで日曜に退院なんだよ」でした。 喧嘩する男女「夫は、『せっかくの休みがつぶれた』と言いたかったみたいです。さすがに私もキレて、『今日は夕飯作れないよ』と怒りを隠さずに返しました」  すると「もともと出かける予定だったから!」と言って、奈美子さんを家まで送ると、病み上がりの奈美子さんを残して外出してしまいました。
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夫の出世よりも肩書よりも大切なこと
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