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客室乗務員が絶対に欠かさない“身だしなみ習慣”とは。「丁寧な人だな」と思わせる女性の共通点

 恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験”を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、婚活に「リアルに役立つ情報」をお伝えします。
客室乗務員

AI生成画像を使用しています ※画像はイメージです(以下、同)

 今回は前回・前々回に引き続き、友人の客室乗務員の桜さん(仮名・38歳)がこっそりと教えてくれた、婚活で使えるモテテクを紹介します。 【関連記事】⇒「ファーストクラスの客室乗務員」が、乗客との会話の“あとで”やっていることは。会話の苦手な人こそ真似したい 【関連記事】⇒「ファーストクラスの客室乗務員」がこっそり教える“初対面の会話”をラクにする方法。話しやすい空気がすぐ作れる

身だしなみは配慮と責任感の表われ

 客室乗務員の世界では、身だしなみは単なる見た目の問題ではありません。むしろそれは「お客様に不快感を与えないための配慮」であり、「仕事への責任感の表れ」として非常に重要視されています。客室乗務員が飲み物や食事を用意する場所には、鏡があります。客室乗務員たちは、お客様と接する前に鏡の前に立ち、身だしなみをチェックしています。  会社によって多少規定は異なりますが、前髪は眉毛にかからないようにする、飛行機の中は比較的暗いので明るい口紅を選ぶ、チークは明るい印象を与えるためにピンク系にするなど、指示があるそうです。桜さんは口紅について、リップブラシで口角まで丁寧に塗ることで、上品な印象に仕上げていると教えてくれました。  また、客室乗務員のメイクは「流行に左右されない化粧」が必要とされているのも特徴です。特に流行に左右されやすいのは眉毛、アイライナー、口紅の3点。メイクにおいてこの3点は流行感を出しやすいのですが、客室乗務員の世界ではトレンドに左右されない好感の持てるメイクが求められます。

「なぜ化粧をしないといけないのか?」

 以前筆者がお話した32歳の女性・敏子さん(仮名/会社員)は、もともとお化粧をほとんどしたことがなく、「なぜ化粧をしないといけないのか?」「ありのままの自分でいたいし、着飾るのが苦手」と悩んでいました。  その気持ちはとてもよくわかります。無理に自分を作り込んでしまうと、どこか不自然さが出たり、疲れてしまったりすることもあるでしょう。けれど婚活の場において、「ありのままでいる」ことと「整えるのを放棄する」ことは違います。  たとえば、畑から掘り起こしたばかりの野菜を「これが自然体だから」と土まみれのまま出されたら、ちょっと驚いてしまいますよね。もちろんその野菜を否定しているのではなく、「美味しく食べるために、洗ってきれいにして、調理する」という工程が必要だと感じる人が多いのです。  人の見た目も、これと同じです。デートの際に、ほとんどメイクをせず髪もボサボサな状態では、「この人は今日の出会いに本気なのだろうか?」「自分に関心がないのでは?」と相手に思わせてしまう可能性が高いのです。  敏子さんのようにノーメイクというのは極端ですが、仕事上がりのデートにメイク直しをしないで行く人や、リップクリームだけで色をつけない人、忙しくて眉毛がほったらかしな人など、会う直前の仕上げがおろそかでだらしなく見えてしまう婚活女性は結構います。周りも指摘しにくいので、「もしかしたら自分もそうかも」と思った人は、ぜひ次のポイントをチェックしてみてください。
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「丁寧な人だな」と感じてもらえるメイク術
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