健康診断で見落としがちな“大事なポイント” タンパク質不足が不調の原因だった?
ブロッコリーやキムチ……食べておきたい腸漏れ改善食材とは?
では、いったいどんなものを食べたらよいのか。卵や納豆以外にも、腸漏れ改善に大切な食材とはどんなものがあるのでしょうか。ご紹介していきます。
■ブロッコリー
食物繊維、ビタミンC、ミネラルの含有量はトップクラス。若返りの成分「NMN」も多く含まれている。
■アボカド
ビタミンE をはじめとする豊富な栄養素と食物繊維を含む。低糖質で悪玉コレステロールを下げてくれる働きがある。
■ねぎ
ビタミンB1と一緒に摂ることで疲労回復、抗酸化作用に。動脈硬化を予防するビタミンCも摂れる。青い部分はミネラル成分も含み皮膚や粘膜を丈夫にする。
■キノコ類
ビタミンDが豊富。便のカサを増して便通を良くする。
■キムチ
発酵食品の代表。たんぱく質や食物繊維、ビタミンB・C も摂れて乳酸菌が豊富。
■しらす干し
体内で合成できない必須アミノ酸がバランス良く含まれており、体の健康を保ち免疫機能の維持などに役立つ。
■鶏むね肉
良質なたんぱく質が摂れて、脂質が抑えられる低糖質な食材。
これらの食材を日々の料理などに少し加え、意識的に摂取することで、腸のコンディションはぐっとよくなるはずです。ぜひ、日常に取り入れてみてくださいね。
【平島徹朗】
ひらしま てつろう
1973年神奈川県生まれ、大分県育ち。日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本抗加齢学会専門医。佐賀大学医学部卒業後、大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部などの勤務を経て、「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」「福岡天神内視鏡クリニック」を開設し、院長、理事長を務める。
「薬の服用は最小限に、食事と生活習慣の改善が最優先」をモットーに横浜と福岡で診療を行っている。趣味はトライアスロン、筋トレ、ランニング、YouTube撮影。豆柴犬をこよなく愛す
【秋山祖久】
あきやま もとひさ
1975年佐賀県生まれ。医学博士。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医。中学生のころ、急性虫垂炎で入院したときの主治医のやさしさに感動し、医師を志す。
長崎大学医学部卒業後、長崎大学病院消化器内科に入局。多くの総合病院勤務を経て、「福岡天神内視鏡クリニック」院長に就任。年間4000例以上の内視鏡検査を行っている。ビタミンDを愛し、ビタミンDの大切さを熱心に語ることから「ビタミンD先生」と呼ばれている。趣味はトライアスロン、読書、スポーツ観賞。早歩き通勤が日課
<構成/女子SPA!編集部>


