Lifestyle

37歳で想定外に妊娠した私、SNSの“育児情報”に目を疑う…「無表情でお世話すると発達障害」etc

先輩ママの意見も参考に

オムツストッカー

ベビー用品をまとめられるオムツストッカー

 赤ちゃんの肌着についてもよくわかっておらず、水通しのとき「これはどう着せるのだろう?」と思った。大きく分けて短肌着、コンビ肌着、最近登場したというボディースーツの3種類がある。ネットで調べると、短肌着の上にコンビ肌着を着せてその上に2Wayオールやロンパースを着せるとある。ボディースーツはそれ1枚で上下の肌着の役割を果たすという。  しかし、暑い季節に肌着を2枚も着せる必要があるのだろうか? 私よりも3週遅く妊娠した初産の友達も同じ疑問を抱えていたことがわかりお互い話したところ、その友人はコンビ肌着を着せずに短肌着の上に服を着せるつもりだったらしい。  何が正解なのかわからなくなり、SNSのママアカウントで先輩ママの投稿を見ていると、この時期に生まれる赤ちゃんならコンビ肌着の上に服でもいいということがわかった。  あらかたのベビー用品はそろったが、細々としたグッズは必要なのかわからなくてまだ手付かずだった。そんなとき、既にお子さんが小学生になり、ベビー用品を整理しているという友人が使わなくなったベビー用品を譲りたいと連絡してきた。お下がりのものもあれば、買っていたのにしまい込んでいて使っていなかったという新品もある。  抱っこしたときに赤ちゃんにかけるブランケット、抱っこの際に赤ちゃんのよだれが服につくのを予防するカバー、UVカットケープ、赤ちゃん用爪切り、お出かけ用オムツポーチ、お出かけ用着替えポーチ、赤ちゃんの体を洗える手袋、赤ちゃんの鼻掃除用ピンセット、余ってしまった母乳パッドや産褥パッドなど、こんなグッズあったの? と思うほど細かなものだ。  そういった細かなグッズを全部譲ってもらったのだが、整理できずとりあえず段ボールの中に入れていた。ベビー用品、どう整理すべきか……と思っていたところ、オムツストッカーの存在を知った。  オムツストッカーはオムツを保管しておけるだけでなく、仕切りを作って爪切りやオモチャなどの赤ちゃんグッズも一緒に入れておけると、マタニティアカウントを作ったSNSで教えてもらった(マタニティアカウント・ママアカウントは作らないつもりでいたが、やはりあったほうが情報収集に便利だと思い作った)。

密かな疑問をSNSでつぶやいてみると…

 そして密かに疑問だったのが、妊娠糖尿病でもお祝い膳が出るのかどうか。  婦人科には定期的に通っていても、産婦人科とは縁のない生活をしていたので、出産のために入院すると普通の病人や怪我人の入院食とは違い、産院によってはホテルのコース料理のような豪華な食事が出るとは知らなかった。ママアカウントを見ていると、食事の豪華さでその産院に決めたという人もいるほどだった。  しかし、私は妊娠糖尿病で食事管理中。妊娠糖尿病は産んだら多くの場合血糖値が安定するとはいえ、産後半年でまた血糖値の検査をすると言われていた。  お祝い膳は出ないのかもなぁとあきらめていて軽い気持ちで「妊娠糖尿病でもお祝い膳、出るの?」と投稿すると、「妊娠糖尿病でしたが、前日までは薄味の食事だったけど産んだらお祝い膳が出て食事管理から開放されました」というコメントをもらい、産んだ後の食事が楽しみになった。
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ラストスパートに入ったマタニティライフ
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