37歳で想定外に妊娠した私、SNSの“育児情報”に目を疑う…「無表情でお世話すると発達障害」etc
ラストスパートに入ったマタニティライフ
もういつ産まれてもおかしくない正期産。先日の健診では噂の「内診グリグリ」(卵膜剥離。子宮口や卵膜を刺激することで陣痛を誘発する効果が期待できる。激痛を伴う人もいる)を受けたが、まだ子宮頸管が長く今すぐには産まれないとのことだった。
NST(ノンストレステスト。出産が近づくと行われる赤ちゃんの心拍と子宮の張り具合の検査)はいつもの診察室とは別の階にある産科病棟で行われたので、待っている間新生児のギャン泣きが聞こえ、いよいよなのだと実感がわいてきた。
起きている状態の数値が必要なのにNST中に赤ちゃんが寝てしまい、助産師さんが「起きて〜!」と言いながら私のお腹を揺さぶって起こした様子がおかしかったので、帰宅後夫に話したら「すっごく嬉しそうな顔してるね」と言われた。
この記事を執筆している時点で、出産予定日まで後2週間ちょっと。いつ産まれるのか毎回トイレに行くたびにおしるしが来ていないかチェックしている。マタニティライフもラストスパート。母子共に健康に産まれますように!
<文/姫野桂>姫野桂
フリーライター。1987年生まれ。著書に『発達障害グレーゾーン』、『私たちは生きづらさを抱えている』、『「生きづらさ」解消ライフハック』がある。Twitter:@himeno_kei
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