
2024年の岸和田祭に参加中のあっつん
――息子さんはすでに3作目、4作目へのモチベーションを持っているとのことですが、ミニだんじり以外に作りたいものはありそうですか?
織広堂:「レゴを作りたい」と言っています。実は手先の器用さを伸ばすため、小さい頃から誕生日にレゴを買っていました。でも、レベルの低いものでは満足しなくて。だから、小3のときに大人向けのレゴを買ってあげたんです。で、それも簡単に組み上げてしまいました。
その経験が楽しかったみたいで、「もっと難しいレゴを作りたい」と言っています。今はかなり高いレベルのレゴを求めているのですが、値段が5万円もするんです(苦笑)。
――それは、お父さんとしては悩みどころですね……(笑)。でも、そうやってクリエイティビティを伸ばしていきたいというか。
織広堂:はい。だから、私としても投資みたいな感覚です(笑)。
==========
だんじり祭りに参加する曳き手ばりにストイックな姿勢で臨んでいた、弱冠12歳によるミニだんじり作り。現時点でこのスキルと集中力なのですから、将来が楽しみすぎます。
これからも、親子でだんじりの魅力を発信し続けてください!
<取材・文/寺西ジャジューカ>