三谷幸喜の場合は、アメリカ映画『ペーパー・ムーン』(1973年)の主題歌「It’s Only A Paper Moon」ではないだろうか。村上春樹が『1Q84』(1984つながり!)の冒頭で歌詞を引用している。
<ここは見世物の世界 何から何までつくりもの
でも私を信じてくれたなら すべてが本物になる
It’s a Barnum and Bailey world,
Just as phony as it can be,
But it wouldn’t be make-believe
If you believed in me.>
もし私を信じてくれたらならつくりものは本物になる。物語を作る人の共通の気持ちなんじゃないかと思う。
ちなみに『1Q84』のBOOK1第24章は「ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう」だ。キリがない。