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牛乳と豆乳、結局どっちが体にいいの? 意外と知らない注意点と“失敗しない選び方”

知っておきたい牛乳のメリットとデメリット

豆乳と比べて、牛乳のメリットデメリットを見ていきましょう。牛乳の魅力は、なんといってもカルシウムやたんぱく質を手軽に補給できる点です! グラスに入った牛乳を飲む人と牛乳パックナポリ大学などが行った研究によると、牛乳を飲む習慣があったり、習慣的に乳製品を摂ることで、腸内のビフィズス菌が増えるという報告もあります(※2)。 しかし、多くの人が経験する「お腹のゴロゴロ」問題……。これは、牛乳に含まれる「乳糖」を分解する酵素が少ない「乳糖不耐症」が原因であることが多いです。 さらに、もう一つ注目したいのが「カゼイン」というたんぱく質。牛乳たんぱく質の約8割を占めるこの成分は、人によっては消化に時間がかかったり、腸で軽い炎症を引き起こしたり、腸の動きを遅くさせて不快感の原因になったりする可能性があることも分かってきています(※2)。 「牛乳を飲むとなんだかお腹の調子が良くないかも……」と感じる場合は、影響を受けにくい「低温殺菌牛乳」や「A2ミルク」という商品を選んでみましょう!

体質と目的で選ぶ「豆乳・牛乳」使い分け術

ここまで豆乳と牛乳の効果やデメリットをお伝えしましたが、最も大切なのは自分に合うかどうかです! ぜひ、以下をヒントにして選んでみてください。 【「豆乳」がおすすめの人】 ・牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、お腹を下してしまう方 ・美容も意識したい方(イソフラボンの効果に期待) ・普段の食事でオリゴ糖が不足しがちな方 大豆タンパク質を摂取できる点は、豆乳の魅力の1つです。お肉や卵など、動物性のタンパク質に偏りがちな時は、豆乳を取り入れてみましょう! 【「牛乳」がおすすめの人】 ・牛乳を飲んでも特に不快感がなく、さらに味が好きな方 ・効率よくカルシウムを摂取したい方 乳糖やカゼインによる悪影響を避けたいので、一番のおすすめは上記の通り低温殺菌牛乳やA2ミルクです。最近は、これらの商品をスーパーで見かける機会も増えてきたので、ぜひ一度試してみてくださいね!
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腸活成功のカギは「自分に合う」選択!
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