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火曜ドラマが激アツ!話題沸騰『じゃあつく』だけじゃない、隠れた注目作“バツ2不器用男”の緊迫シーンにめちゃハマる

『新東京水上警察』アツい不器用男・佐藤隆太が新鮮!

 火曜夜にもうひとつおススメしたいのが、『新東京水上警察』(フジテレビ系)です。主演は『海猿』シリーズ(フジテレビ系)でも水にまつわるお仕事をしていた佐藤隆太さん。
(画像:『新東京水上警察』フジテレビ公式サイトより)

画像:『新東京水上警察』フジテレビ公式サイトより

『海猿』や『ROOKIES』(TBS系)では明るくイイ男のイメージがありますが、今作では嫌味もいとわず任務に遂行する熱血漢で、東京水上警察署のリーダー・碇拓真を演じています。任務遂行のために嫌味もいとわないバツ2の不器用男も、佐藤さんが演じるととても新鮮です。

水上アクションにトリック。視聴者の予想を裏切る緊迫感

 今作の注目ポイントは、“マリン×クライムエンターテインメント”だけに、海や川を警備艇で駆け巡り、スピーディーかつ大迫力で描かれる犯人の船とのシーチェイスや海上アクションです。  10月19日に行われた同作トークイベントで佐藤さんは、そんな水上シーンがCGなのではないかと話題になっていることに触れ、かなりのスピードで走る船上で本当に演じていることを明かしています。  その船を操縦しているのは、なんと海技職員・有馬礼子を演じる元乃木坂46・山下美月さん。この作品のために一級船舶免許を取得し、ドラマ内で実際に芝居をしながら船を走らせています。
 そうした背景を理解し視聴すると、水上シーンの緊張感とリアリティが増幅され、手に汗握る展開から目が離せなくなります。  刑事モノでよくある1話完結型なのかと思いきや、事件と事件が複雑に絡み合い二転三転するなど、息つく暇も与えてくれません。水上警察を扱うのは日本の連続ドラマ史上初ということで、地上と水上を巧みに使い分けてくるトリックに、視聴者の考察はことごとく覆されていきます。  碇を筆頭に、加藤シゲアキさん演じる日下部峻らチーム碇のメンバー同士、シリアスな内容ながらコミカルなやりとりも多く、そのテンポがとても良い。地上のシーンは少しリラックスしつつ、水上のシーンでは緊迫感を持って視聴出来る、メリハリのある作品です。

大泉洋の『ちょっとだけエスパー』にも期待!

 火曜はこの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』と『新東京水上警察』の2作に加え、10月21日からは主演・大泉洋さん、脚本・野木亜紀子さんの『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)も始まりました。週のはじまりからどっぷりドラマに没入できる激アツな夜となりそうです。 <文/こじらぶ>
こじらぶ
フリーライター・コラムニスト。言語学修士。男性&女性アイドル、地下、ローカルなど様々な現場を経験。ドラマ、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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