え、60歳に見えない! 大バズり中の“還暦のイケオジ”って何者? 48歳でパパに…そのポジティブ人生を直撃
好きを優先すること、好きなものに囲まれて生きること
――若い頃から建築に関わるお仕事をされていたのですか?
「いえ、アパレルや広告代理店を経て、映像制作会社でMV製作などをしていました。建築業界への転身は自分自身が家を建てたことがきっかけです。家づくりが本当に楽しかったんですよ。ライフスタイルを楽しんで生きてきた中で、家づくりはまさに集大成だったんです。人生がさらに楽しくなるきっかけのように感じました」
――自分が住む場所をつくり出すって「ものづくり」の究極かもしれません。
「住処って大事ですよ。好きな家に住んでいると、テンション高くいられて、幸せな気持ちが継続するんです。好きなものに囲まれて生きるといつもニコニコしていられるし、“幸せホルモン”が出ると思うんです。きっと幸福を引き寄せて循環する効果があるんじゃないかとも感じています」

“まだ”60歳。もっと意識をアップデートしていく
――チャレンジ精神も持ち合わせていますね。
「僕の源泉はポジティブマインドなんです。いつも前を向いてチャレンジし続けることが人生において最も大切だと思っています。60歳というと人生終盤なのかなと思うかもしれませんが、今って人生100年時代。子どもの頃を除けば、まだ半分残っているんです。もう60歳なのか、まだ60歳なのかで物事の見方は大きく変わりますよ」
<文/もちづき千代子>もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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