“還暦のイケオジ”に聞く「60歳を最高にカッコよく」生きる方法。忙しい日々でも見失わない、若さのアップデート術
わからないなら、とりあえずやってみる!
――なるほど。まずは買ってみる、と。
「ビームスなどのセレクトショップに行けば、バイヤーさんが選んでいるものだからトレンドは絶対に外さないわけです。トルソーが着ているものをそのまま買うところから始めてみればいい。毎月1万円を服に使うと決めてそれを続けていくうちに、自分の好みはわかるようになるはず。そこからオシャレになっていけるんです」
――ちなみに、理想としている男性像はありますか?
「年齢の壁を超えている人に憧れます。サッカーの三浦知良さんとか、第一線でまだ活躍できることを示している姿は素晴らしいですよね。僕もそういう存在になれればいいと思っています」
「人生まだ半分」同世代と若い世代に伝えたいこと
――これから何かやってみたいことはあるのですか?
「夢はサマーソニックに出ることです。50歳を超えてから同年代の男ばかりでバンドを組みまして。いいおっさんが4人、同じベクトルで青春時代のようなことをやっているのが楽しくてしかたないんです」
――同世代、そして若い世代に向けて伝えたいことはありますか?
「同世代には『人生まだ半分だから、これからなんでもできるよ!』ですね。それから、若い人とできるだけ交流してほしいということ。若さってやっぱり内面が大切なので、若い世代と話して知識を得ることは自分自身が若くいることにも繋がります。フットワークも軽くして、興味があることにはどんどん動いてみてほしい」
「若い世代には40歳、60歳になるのはあっという間だということ。年を取るって本当に早いと思います。それを恐れている人はいるだろうし、自分もそう思っていましたが、実際に60歳になってみたら何も変わらない。ポジティブで健康であれば、還暦を過ぎても楽しい人生は送れます。可能性は無限大です!」 ――ありがとうございました! <文/もちづき千代子>
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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