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新米の季節!プロ級の「塩むすび」を作る7ケ条

(5)美味しい塩を選ぶ

(5)美味しい塩を選ぶ

左から「マウンテン オブ ソルト~ピンクのソルト(岩塩)」「インカの塩(岩塩)」「Sel de Guerande(天日塩)」「MASSERIE diSANT'ERAMO SALE MARIN FINO(天日塩)」「粟国の島マース(せんごう塩)」

 塩むすびの美味しさを左右するのは、やっぱり「塩」。最近、美味しい塩と呼ばれる商品が沢山出回っていますが、味わいは実に様々。今回、同じ条件で塩むすびを作り、比較をしてみました。 ・岩塩(上記写真の左2つ) 南アフリカ、ボリビア、パキスタンなどが原産。キリッと引き締まった旨みと塩気が印象的。塩むすびとしては、一番わかりやすいテイスト。 ・天日塩(上記写真の真ん中2つ) フランス・ブルターニュの「ゲランドの塩」やイタリア・プーリア州の「アドリア海の塩」などが有名。一番まろやかで柔らかく、ほんのり甘さを感じる。じんわりまろやかな旨さが好きな方にはオススメ。 ・せんごう塩(上記写真の右) 日本塩の大半はコレで、「沖縄・粟国島の塩」や、「瀬戸内の藻塩」などが有名。雑味のない繊細な塩気で、「日本の正しいおにぎり」といった感じ。新米の美味しさを一番感じやすいかも。

(6)適度な塩水を作る

(6)適度な塩水を作る 美味しい塩むすびのコツは、「しょっぱ過ぎないこと」。塩を直接ごはんにふったり、手にかけたりすると、濃すぎたり、不均一な味付けになってしまうため、あらかじめ塩水を作って使うのが賢明です。美味しい塩分濃度は、10%前後。大さじ4の水に、小さじ1の塩をしっかり溶かしましょう。
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お茶碗を使ってふんわり握る
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