新米の季節!プロ級の「塩むすび」を作る7ケ条
(7)お茶碗を使ってふんわり握る
最後は握り方。おにぎりの美味しさには、愛情も含まれますから、難しい理屈や技術はやめましょう。コツは、イメージをしっかり持って握ること。「空気をたっぷり含み、ご飯粒が口の中でホロッと崩れるくらいのふんわり感」を意識して。水分やベタッとした粘りを出さないために、塩水をうすく塗ったお茶碗に、炊きあがった新米を薄く広げ、握れる温度になったら、両手に塩水をつけ、中心部には力を加えず、まとめるような感じでさっと握れば完成です。
さあ、お気に入りの新米で是非お試しください!
※新米ではなく、古米の場合は、品種、季節、米の状態にもよりますが、浸水30分、水を大さじ1多め、普通モードで炊くと良いでしょう。
<TEXT, PHOTO/スギ アカツキ>スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12


