雪那さんは「おかしいと感じる場面は多かったです。ただ、初めての彼氏に嫌われたくないとそのままにしてしまい、気がついたときには上下関係ができていました」と当時を振り返ります。
「別れる少し前は、私が着る服や話す言葉のひとつひとつにまで意見をしてきては、蒼汰が気に入るように直すよう指示されるなど異常な感じ。それでも彼氏から好きな女性ができたと捨てられるまで、別れることができませんでした。洗脳状態になっていたようです」

忠告してくれる友だちの言葉さえ聞き入れられず、別れてすぐは大泣き。
「捨てられたくない一心で彼氏に何度も連絡をしてしまい、鬱陶しがられてはまた泣くということを繰り返して、友だちにすごく心配されました」別れてすぐも苦しんだと雪那さん。
「彼の言動や従っていた自分の異常さに気づいてゾッとしたのは、しばらくしてからです。彼と出会うまで大切にしてきた謙虚さや相手への配慮が利用されていたこともショックでしたし、私自身も違和感を覚えた時点できちんと意見を言うべきだったと反省しています」
円滑なコミュニケーションのために大切な謙虚さや相手への配慮ですが、相手によってはそれを利用されてしまうこともあるかもしれません。違和感を覚えたときなどは早めに自分の意見を伝えるなどし、対等な関係を保つよう心がけたいものです。
―シリーズ「
男と女の『ゆるせない話』」―
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<文/夏川夏実>