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「生まれ変わったら皇室で飼われたい」愛子様の猫、秋篠宮家の“珍動物”…皇室ペットニュースに思う/辛酸なめ子

秋篠宮家にはマニアックな動物「マーラ」が

マーラ ※イメージです

マーラ ※イメージです

 愛子様のお誕生日の猫写真公開とちょうど同じ時期に、秋篠宮様のお誕生日の近影映像も公開されました。秋篠宮ご夫妻が宮邸の庭でほほえんで見つめるその先には……見慣れない2匹の動物が。それは犬でも猫でもない、マーラでした。  齧歯目テンジクネズミ科マーラ属に分類される動物で、動物園などではたまに見られますが、ペットとして飼育されるのは珍しいです。  さすが家禽類の研究で博士号を取得されたほど、生き物に造詣が深い秋篠宮様です。庭で放し飼いにされていて、天皇家の猫様のように特に名前も公表されていません。時々さり気なく写真や映像に映り込んでいるのがシュールです。  佳子様、眞子様、悠仁様の家族写真の後ろの茂みの奥に、ひっそりマーラが隠れていたこともありました。秋篠宮邸で飼われているマーラは広大な敷地を跳ね回っているからか筋肉質に見えます。  秋篠宮様は、以前、宮邸を訪れた人に「庭には、マーラがスタスタと歩いているんです」「芝刈りもやってくれるのですよ」と冗談混じりにおっしゃったそうです。犬や猫のようにかわいがるのではなく、役割を持たせ、家畜として一線を引いた関係を保っているのかもしれません。  今回の映像でも、少し離れたところからご覧になっていて、皇室入りしたマーラのことはそこまで甘やかしていないようでした。

かつて死なせてしまったモルモットの慰霊の意味も?

 マーラはテンジクネズミ科ですが、同じ科のモルモットについては、秋篠宮様の黒歴史も言い伝えられています。小学校低学年だった秋篠宮様が、冬の日にテンジクネズミを池で泳がせ、心臓マヒで死なせてしまいました。  そのことをお父様に伝えると、激怒されて、お仕置きで冷たい池の中に入れられたそうです。生き物の命の大切さを体で学んだ秋篠宮様。同じテンジクネズミ科のマーラをかわいがるのは、かつて死なせてしまったモルモットの慰霊の意味もあるのでしょうか。  10年ほど前、宮邸を訪れた人のブログによると、当時はマーラに加え、同じくテンジクネズミ科のカピバラやワラビーまで放し飼いにされていたとか。今のマーラが何代目かわかりませんが、これからもマニアックな動物飼育に挑戦されそうです。可能ならば皇室の特別なルートでパンダを輸入して、いつか庭にパンダが映り込んで国民を驚かせてほしいです。  縁あって皇室に引き取られたら動物たちの姿を、こうして時々ニュース映像などで拝見すると心が和みます。生物界の中で最も快適な環境を手に入れた幸運な動物たちに、幸せをわけてもらえそうです。  生まれ変わったらぜひ皇室で飼われたい……世知辛い世の中で羨望の念が募ります。 <文・イラスト/辛酸なめ子>
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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