車でひき逃げされ腹膜が破裂していたシャム猫→家猫ライフを満喫する現在の姿に感動
共に暮らす9年間で初めて聞いた「シャー」に込められた愛
また、クロロちゃんとの関係性が少しずつ変わっていきました。親猫に甘えるような仕草は見せなくなり、良き喧嘩友達としてじゃれ合うようになったのです。
「寝ている時、クロロにじゃれられると『遊ぶの~?』という感じで一緒に遊び始めます。昔はクロロのほうが大きかったので片手で相手されていましたが、今は体が大きいぽんちゃんのほうが強い。しつこくされると、クロロはキレています(笑)」
ただ、クロロちゃんより強くなっても、用心深さは健在。新しいおもちゃや猫用ベッドなどは、クロロちゃんが使う様子を確認してから使用します。
「ぽんちゃんは威嚇をしない子ですが、避妊手術の時、私がクロロを病院へ連れて行ったら、家族に初めてシャー! と怒ったそうです。それが約9年間、一緒に暮らしてきた中で聞いた唯一のシャー。クロロと引き離されたと思ったのかもしれません」
命の危機を乗り越え、大好きな猫家族や人家族と楽しい日々を過ごす、ぽんちゃん。その日常を知ると、ロードキルのむごさを再認識させられます。
野良猫だけでなく、脱走した家猫もロードキルに遭う可能性はあるからこそ、万が一の事態が起きないように、まずは脱走防止対策を万全にしていきたいものです。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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