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「おばあちゃんがかかる病気でしょ?」33歳・働き盛り女性が直面した“重大な病”の正体。「覚えのない痛み」が1年後、歩行困難に至るまで

実は30代にも多い「関節リウマチ」

「関節リウマチ」と聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか。「おじいちゃん、おばあちゃんが患う病気」――そう思っている方が多いかもしれません。  しかし、事実は異なります。実はリウマチが最も発症しやすいのは、30代~50代の女性。まさに働き盛り、子育て世代の女性たちを襲う病なのです。  リウマチは一般的に、発症初期に強い症状の波があり、適切な治療を行うことで年々落ち着いていくパターンが多いと言われています(※個人差があります)。私の場合、ヨガやダンスで日常的に関節に負荷をかけていたことが幸いし、人より早く異変に気づくことができました。医師からも「この早さで受診したのは正解だった」と言われました。  恐ろしいのは、多くの人が「ただの腱鞘炎」や「加齢による痛み」だと思い込み、受診を先延ばしにしてしまうことです。リウマチは発症からいかに早く治療を始めるかが、その後の人生を左右します。早期治療こそが、関節へのダメージを最小限に食い止める唯一の手段なのです。 「早く見つかって良かった」とはいえ、発症からの数年間は、想像を絶する苦難の連続でした。 ● 薬の副作用に苦しみ、症状が悪化すれば文字通り立ち上がることさえできません。 ● 膝が曲がらず、歩行が困難になる ● 握力がなくなり、ペットボトルのキャップが開けられない ●「えっ、こんなところも関節なの?」と驚くような細かな部位まで激痛が走る  昨日まで当たり前にできていたことが、ひとつ、またひとつと出来なくなっていく恐怖。健康を自負していた私にとって、それはあまりに過酷な現実でした。 詳しくは後編へ続きます。 <文・イラスト/まなたろう 監修/前田俊恒(まえだ整形外科リウマチクリニック 院長)> 【監修者プロフィール】 前田 俊恒(まえだ としひさ) まえだ整形外科リウマチクリニック 院長 医学博士/整形外科専門医/リウマチ専門医/リハビリテーション科専門医 肩こり・腰痛・関節痛などの慢性疼痛から、関節リウマチ、骨粗鬆症まで幅広く診療。 日常生活に根ざした運動指導・セルフケアの啓発にも力を入れている。肩や膝、腰の痛みなど日常の体の不調やリウマチの診断、薬物治療や啓蒙活動についても、医学的根拠に基づいた分かりやすい解説を行っている。
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。
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