日本人が持つ、世界的に見て“極めて希少な特権”とは?ハワイ移住した45歳・元テレ朝アナが解説
日本のパスポートの当たり前は、世界の当たり前ではない
その一冊を持つだけで、188の国と地域にビザなしで渡航できる。
これは単なる偶然ではありません。
先人たちが積み重ねてきた外交努力、経済力、そして何より「日本人は約束を守る」「大きなトラブルを起こさない」という国家への信用の蓄積。その結果として与えられている“見えない信頼”です。
私たちは、その信用の上に立っています。しかし、この「当たり前」は、世界の当たり前ではありません。
パスポートの力が弱い「持たざる国」の若者たちは、渡航のたびに高額な手数料を払い、膨大な書類を準備し、国によっては面接を受けなければなりません。それでも、ビザが下りないことは珍しくありません。
そんな彼らにとって国境は、大きな壁になっている。
一方で、日本人は188カ国がフリーパスで、国境が自動ドア状態になっている。私たちは「移動の自由」という、世界的に見れば極めて希少な特権を持っているのです。
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