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わが子の死で「夫婦関係が破綻」することも。3歳目前の息子を亡くした母が語る、親たちが直面する“苦しみ”

対話によって、時計の針が動き出すケースも

『ママ、ぼくがきめたことだから』(文/河原由美子・絵/レイナ)

『ママ、ぼくがきめたことだから』(文/河原由美子・絵/レイナ)

 もちろん中には、夫婦関係が破綻し、他の兄弟に対して育児がままならなくなり、家庭崩壊に至ってしまうケースもあるという。  子どもを亡くしたことで、他の兄弟に対して命を大事にしてほしいと思うばかりに、「もっと一生懸命生きるべき」という価値観を強要してしまったりと、別の苦しみや問題が生まれることも少なくはない。だからこそ、自らを許し、自らを救っていく視点を得ることが必要なのかもしれない。  今年で自助グループは、6年目に入り、横浜市男女共同参画推進協会からの支援も5年連続で行われているそうだ。  子どもを亡くした時から、人生の時計の針がストップしてしまう人が多い中、同じ痛みを知る人同士で対話をすることで、時計の針が動き出し、前向きに働いたり、次の子を持つという選択肢が自然と出てくるケースも多いという。  我が子が教えてくれた命の尊さを通し、自分も周りも含めて幸せにしていくことに心が向いた時、我が子を亡くすという痛みがほんの少し、和らいでいくのかもしれない。 <取材・文/SALLiA>
SALLiA
歌手・音楽家・仏像オタクニスト・ライター。「イデア」でUSEN1位を獲得。初著『生きるのが苦しいなら』(キラジェンヌ株式)は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。日刊ゲンダイ、日刊SPA!などで執筆も行い、自身もタレントとして幅広く活動している
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