なぜセフレ女子は、男の「仕事が忙しい」発言にダマされるのか?
こんにちは、500人斬りの経験をもとに恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地氏です。
さっそくですが、あなたが女友達からこんな相談を受けたとしましょう。
「私、好きな人がいるんだけど、その人、仕事が忙しくてなかなか会えないんだよね。会えるとしても月1回ぐらいで。でもね、会えるときは忙しいのに、いつも朝まで一緒にいてくれるんだよ。……ねぇねぇ、これって脈あると思う?」
どう思いますか? 「脈あるよ」って言ってあげますか? ……たぶん、次の言葉が喉から出かかるんじゃないですかね。
「あんた、それセフレだよ!」って。
“朝までいる=エッチしてる”と考えるのはごくごく自然。となると、これはもう「月1セフレ」と判断してまず間違いないでしょう。
女性をセフレ化する男の常套句ですよ、「仕事が忙しくてなかなか時間が作れない」というのは。けれど、このセリフでまんまと都合のいいセフレになっちゃってる女性は実際多いですよね。なぜでしょう? その答えは簡単。
相手の男は本当に仕事が忙しいから。
はい、これです! 間違いなくこれ! たいていの場合、本当の本当に、その男は仕事が忙しいんです。デキる男すぎて、超多忙なんです。だから「仕事が忙しい」という言葉にリアリティがある。仕事の話のディテールが細かくて疑う余地がない。当然ですよ、だって彼はウソをついていないんですから。
では、彼は全くウソをついていないのか?
……否!
やっぱりウソはついているんです。「仕事が忙しい」のは本当。でも「時間が作れない」のはウソ!!
どんなに仕事が忙しくても、その気になったら時間は作れるものです。業務多忙で何日も会社に泊まり続けている男だろうが、1ヶ月以上オフ(休日)なしで働き続けている男だろうが、その気になれば、本命女子が相手ならば、週1ぐらいで会う時間を捻出できるものなんです。
……当たり前のことをあえて言いましょう。1ヶ月に1度しか会えなくて、しかも待ち合わせはいつも21時とか22時とかからで、最初にバーに行ったらそのままホテル行って、朝までヤリまくり……なんて関係はどう考えてもセフレです。それ以外のナニモノでもない!!
冒頭の女性のセリフを、男のホンネに翻訳してみましょう。
・「月に1度しか会えない」
→彼にとってその女性が、“時間を作りたい”と思えるレベルの相手じゃない証拠です。優先順位の低い相手、本気になるまでもない相手なのです。
・「忙しい中、夜遅くからでも私に会う時間をわざわざ作ってくれた」
→待ち合わせ時間が深ければ深いほど、セックスまでの時間を短縮できるからです。
・「忙しい中、寂しがり屋の私と朝まで一緒にいてくれた」
→エッチの時間はたっぷり取って、朝まで何発もハメたいからです。
たしかに「私はあの人のセフレなんかじゃない!」と盲信したい気持ちもわかりますが……頼むから現実を見てください。
次回は、「セフレか本命か」が一発でわかる、「彼に言うべきヒトコト」をご紹介します。
<TEXT/堺屋大地>
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「仕事が忙しい」は本当、「会えない」はウソ
つらくても現実を見ましょう
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『smartFLASH』、『文春オンライン』、『集英社オンライン』などにコラムを寄稿。LINE公式サービスにて、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter(@SakaiyaDaichi)。