汗のにおいが気になる夏とは違い、面倒なデオドラントケアから解放される季節に…と安心していませんか。 　LCラブコスメが運営する「ラブリサーチ」で会員女性を対象にアンケートを行ったところ、「秋～冬にかけて、自分の『臭い』が気になることがある」と回答した人はなんと60.9％。多くの女性たちが、秋・冬にも人には言えないニオイの悩みを抱えていることが明らかとなりました。 　これからの季節、特に気を付けるべきにおいとは？ デートシーンでの注意点と、においの対処法についてご紹介します。 ===================== Q. 秋～冬にかけて、自分の「臭い」が気になることはありますか？ ・はい（67名） ・いいえ（43名） 回答時期：2015-09-10～2015-09-25 総回答数：110名 =====================

第1位：ブーツを脱いだときの「足」のにおい

　冬のおしゃれといえば、「ブーツ」がマストアイテム。しかし毎日履き続けていると、どうしても「におい」が気になります。ブーツはスニーカーやサンダルなどに比べて、通気性が悪く、長時間履いていると足が蒸れて汗をかきやすくなります。そうすると雑菌が繁殖し、においがきつくなってしまうのです。 　せっかくの楽しいデートもブーツが臭っていては台無し。「お座敷のお店やお家デートなどで彼女がブーツを脱いだ瞬間、納豆のような異臭がしてガッカリした」という男性もいるほど、臭いブーツの破壊力は計り知れません。どんなにおしゃれで美人な女性でも、足が臭いと男性は逃げてしまいます。 　そこで気をつけたいのが「ブーツのお手入れ」。1日履いたら、除湿・消臭効果のある中敷きを入れて、陰干ししておきましょう。複数のブーツをローテーションで履き、お気に入りのブーツであっても何日間かお休みさせることが長持ちの秘訣です。

第2位：上着を脱いだときの「カラダ」のにおい

　これからの時期は、夏よりも体臭がキツくなりやすいことをご存知でしょうか。冬は体温を保つために基礎代謝があがるため、ちょっとした運動や緊張でも汗をかきやすくなります。 　さらに夏に比べて、汗腺の働きが鈍くなるため、汗の中のミネラルを血管に戻す働きが追い付かず、ベタベタとした汗が出てしまいます。冬の汗は蒸発しにくく、皮膚に長時間とどまってしまうため、悪臭のもととなるのです。 　せっかく好きな人といい感じの雰囲気になれても、上着を脱いだ瞬間、「ぷわ～ん！」と体臭が漂ってしまっては、女子として自信を失ってしまうもの。 　冬の体臭対策としては、下着や肌着など、肌に直接触れるインナーを通気性のいいコットン素材に変えるのがおすすめです。汗をかいたらそのままにせず、こまめに拭くのも予防策。外出先では汗ふきシートやタオルを持ち歩き、雑菌の繁殖を未然に防ぎましょう。

第3位：暖房のきいた部屋の「ワキ」のにおい

　また、冬は外気温と室内の温度差が大きいため、コートを着たまま部屋に入ると、ワキ汗をかきやすくなります。外ではコートでごまかしていても、レストランやお店で上着を脱いだときにうっかりワキに汗染みが…なんてことも。とくに満員電車やオフィス、デパートなど暖房の効いた部屋に入るときは注意しましょう。 　コートやマフラーは建物に入ったらすぐ脱ぐようにすると、汗の量を抑えることができます。冬場は暖房が効きすぎている部屋もあるので、体温調整をしやすい服装を心掛けましょう。 　汗のにおいを防ぐには、お風呂で湯船に浸かり、発汗を促すことも大切。汗腺は使えば使うほど鍛えられるので、毎日入浴していると、水のような「サラサラとした汗」がかけるようになりますよ。 　冬コーデといえば、重ね着とブーツが定番。おしゃれで防寒対策にもなるので、女性から人気のあるファッションアイテムですが、その分、通気性が悪くなり、汗のにおいがこもりやすくなるデメリットもあります。 　「冬は寒いし…」と油断している危険！意外と自分のにおいには気が付かないものなので、知らず知らずのうちに周りに「スメハラ被害」を広げてしまうかもしれません。 　今のうちからしっかり体臭対策をして、恋人に迷惑をかけないように気をつけましょう。 ▼ライター：岩崎みさとさんプロフィール 1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。