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「愛が欲しいなら結婚なんてしない方がいい」岩井志麻子が力説

本当の愛をめぐる冒険/第2回 作家・岩井志麻子Vol.6】

 パートナーと10年付き合っているゲイライターの渋谷アシルが、「本当の愛とはいったいなにか」を追求する冒険に出発。恋愛や男女関係のスペシャリストたちに話を聞いてまわります。

 第2回のスペシャリストは、作家であり、破天荒なキャラクターでタレントとしても活躍している岩井志麻子さんです。

岩井志麻子さん

岩井志麻子さん

岩井さんにとっての「本当の愛」とは



 前回、「愛があるからこそ醜い感情が生まれる」と岩井さんは教えてくれたけど、愛って、良いものなのか悪いものなのか、よくわからなくなってきちゃったわ……。岩井さんにとって、ズバリ「本当の愛」っていったいなんなんですか?

「本当の愛ねえ……。それって、自分と切り離して考えられるかどうかじゃないですかね。自分のエゴではなく、その人の本当の幸せを考えられるかどうか。なにがなんでも手元に置いておきたいとか、なにがなんでも妻の座につきたいとか、そんなことを考えずに、どうすれば相手が幸せになれるのかを考えられること。

 そして、結婚と愛とは違うものだってことも覚えておいた方がいいでしょうね。結婚というものは利害関係が一致した人同士じゃないとうまくやっていけないんです。むしろ『愛があるから』なんて言っている人たちの関係は、すぐに破綻しますよ。本当の愛を貫きたいのならば、結婚なんてしない方がいいと思います。結婚というのは単なる制度であって、家庭というものを守っていくためのユニットなんですよ。愛というものは、ただの贅沢品。先進国に生きる人たちの奢りの象徴です」

 本当の愛とは自分抜きにして考えるもの。そして、結婚と愛とは相反するもの。愛する人との結婚を夢見る人からすれば、信じたくないような意見よね。だけど最後に、それを裏付けるようなエピソードを話してくれた岩井さん。

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愛は手に入れたとたん、冷めてしまう

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