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保育園に預けるのは「かわいそう」?働くママの罪悪感【シングルマザー、家を買う/48章】

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 バツイチ、2人の子持ち、仕事はフリーランス……。そんな崖っぷちのシングルマザーが、すべてのシングルマザー&予備軍の役に立つ話や、役に立たない話を綴ります。


 4月の保育園は泣き声で溢れている。これまで母親と一緒にいた赤ちゃんや、子供たちが新しく入園してくるのだから、仕方のないこと。子供たちは、慣れない保育園という環境にすぐに馴染むことができず、わんわんと泣き出すのだ。その泣き声はかなりの迫力で、上手く利用したら発電さえできるのではないのだろうかと思うくらいだ。

 その赤ちゃんと同じくらい戦っているのが、4月から産休が明け、社会復帰するママたち。目に入れても痛くないほどかわいいわが子を、はじめて長時間も他人に預けるのだ。戸惑わないわけがない。しかも、預けてみればわんわんと泣き出す始末……。その泣き声に後ろ髪をひかれるのは仕方のないことだ。その泣き声を振り切って働くママには、たくさんの葛藤があると思う。

シングルマザー、家を買う/48章

「かわいそう」という罪悪感



 シングルマザーとなった今は働かないという選択肢はないが、私も長女を出産したあと、保育園に預けたときの気持ちはとても複雑だった。フリーライターとして、すぐに復帰しなくては、仕事がなくなってしまう。でも、まだ4カ月だった娘を預けるのは、“かわいそうなこと”ではないかと思ったのだ。

 もちろん、預けたときに娘はぎゃんぎゃん泣き出したし、迎えに行った瞬間、窓から私を見つけて嬉しすぎて泣いているのを見て、“働かないのもひとつの選択ではないか”とさえ思った。だからこそ、最初の1カ月は自分の罪悪感との闘いだった。

 さらに、その気持ちに追い打ちをかけるように、実母は「かわいそう」という言葉を多用した。母は専業主婦だったからこそ、幼い我が子を保育園に預ける私の気持ちがわからないと言うのだ。さらに、「保育園はちゃんとオムツを変えてくれているのかしらね」とさえ言ってきた。実の母だからこそ、娘の子育てに口をはさみたいのはわかる。でも、その言葉は私が働くことを完全に否定するものだった。

 働き出して2カ月。仕事は順調に回りはじめ、働く自分を少し肯定できるようになってきたころ、保育園の先生に思い切ってこの気持ちを相談することにした。

「預けていることに、罪悪感を持ってしまうんです」

 思い詰めた私の顔を見て、当時預けていた保育園の園長先生は、優しく個室に通してくれた。そして、私にこう言ってくれたのだ。

「愛する我が子を預けるということに罪悪感を持つママはたくさんいます。でも、ママは育児だけに縛られる必要はないんです。ちゃんと、社会とつながっているからこそ、気持ちよく育児ができる人もたくさんいるんですよね。なにより、私たちは娘さんを守るための“お仕事”をしているんです。その意味はわかりますか?」と――。

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園長先生の言葉の真意は?

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シングルマザー、家を買う

年収200万円、バツイチ、子供に発達障がい……でも、マイホームは買える!

シングルマザーが「かわいそう」って、誰が決めた? 逆境にいるすべての人に読んでもらいたい、笑って泣けて、元気になる自伝的エッセイ。




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