誕生日やクリスマス等の記念日を祝ったり楽しむのは、男性より女性の方が積極的なことが多いですよね。クリスマスに関しては特に、「俺、仏教だから関係ないし!」なんてワケ分かんないコトをのたまう男性もいたり……。
ところが、今の若者男子は記念日を大事にするらしいんですよ!
「教育の影響か、今の若者は中性化している部分があり、女性のように記念日を大事にするひとが多いですね。男同士でサプライズバースデーをしたり、記念日を忘れないようにするための“カウントダウンアプリ”なんてのも非常に流行っていますよ」(原田さん)
おっ……男同士でサプライズ! BLを思い浮かべる筆者は不純なのでしょうか、原田さん……。
「いやいや僕らの世代では考えられないですよね」
家庭科必修等の教育の変化や、不景気による価値観の違いから女子力の高い若者男子が多いようです。
「料理もするし、パンケーキも大好きだし、化粧品も詳しいですよ~! 彼氏兼友達のような付き合いができると思います」(原田さん)
それは楽しそうですね! 30~40代の男性たちは、料理は女がやって当たり前と思っていたり、スイーツを食べるために行列に並ぶコトが理解できなかったりするひとが多いですね。
「それに若者男子は年上女性が好きな傾向があります。いうコトもよく聞いてくれますし、付き合いながらイイ男に育てるのもアリですね」
原田さんの言うとおり、確かに年下男子とばかり付き合っている友達もそんなコトを言ってました……! それにしても“育てる”……ですか。“完成形を希望したい!”なんて女子は多いでしょうが、完成形はなかなか売れ残っていないワケですね。
先行き不安なご時世ですが、この先長く働いてくれる若者男子に注目するのもいいかもしれません。
【取材協力】
原田曜平:若者の生態に詳しいマーケティングアナリストとして活躍中。
<TEXT/ミフル>
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