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引っ越しで不当な修繕費をとられない方法【管理会社と闘ってみた】

結果、大勝利

 今回の場合は、あれほど管理会社が強気に出て私の落ち度を非難し、「裁判まで進める」と言っていたにもかかわらず、内容証明を送るとすぐに敷金全額が振り込まれました。さんざん私を責め立てていた強気の発言には、根拠がなかったのです。  また内容証明や少額訴訟は、管理会社ではなく大家さんに送ります。部屋は大家さんから借りているものですし、管理会社の運営の詳細を知らない場合があるためです。そのため実際には少額訴訟で実際に裁判になる可能性(その前に和解になることもあります)はかなり低いようです。 ⇒コチラが実際に送った内容証明の内容です http://joshi-spa.jp/555915  内容証明を送っても解決しない場合は、少額訴訟の準備です。「法テラス」に行って相談するのもよいですし、簡易裁判所で相談すると、必要な書類などを教えてくれます。賃貸契約書、大家さんや管理会社とのやり取りの記録、入居時・退去時の画像、内容証明など、ありったけの資料を持って行きましょう。  すでに敷金が返金されてしまった場合でも、時効になる5年後まで取り返せる可能性があるようです。簡単に諦めてしまわずに、誠意のない業者に対しては、正義を主張しましょう。 <TEXT/和久井香菜子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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