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ラーメン屋なのに経験ゼロ…コロコロ変わる店のヒミツ

 また、たび重なる買収は現場の混乱を招くとS氏は指摘。 「買収をきっかけに、牛丼屋からラーメン屋へなど業態を一新するケースがありますが、働いている社員は当然ラーメンの調理経験はゼロ。ユニフォームはそれっぽくしているので、お客さんは職人だと勘違いするかもしれませんね」

「有名店で修行」といっても数カ月バイトしただけ

 ちなみに最近は、飲食コンサルタントに依頼すれば「○○系の味」というようにラーメンレシピまで作成してくれるのだとか。 「『有名店で修業した』と高らかに宣伝していても、実際は数か月アルバイトしただけで、スープはコンサルタントが手配したもの、なんて店もありますよ。今は業者のレベルが格段に向上しているので、うまく利用すれば、ラーメン店もコックレスで経営することが可能なんです」(S氏)  でも、新たなビジネスモデルが生まれるごとに、“食”への意識は低下する一方だとS氏は嘆く。 「屋号をコロコロ変える店も要注意。目新しさを出すことで集客しているのでしょうが、そんな所にきっちり魚を捌ける職人がいるとは思えません。本来、飲食とはそんなに儲かる商売じゃない。地道にコツコツが王道ですから、“儲かるビジネス”と謳うからには、何かを犠牲にしているはずなんです」 ―こんな店で食べたくない![飲食業界]の裏側【6】―
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