さらに言うならば、
エクスキューズ(言い訳)が発動できるというのもポイント高いのです。
前述したように、ハロウィン当日は町中がクラブ化したような出会い空間となるのですが、“クラブでナンパされた”という出会い方よりも断然、チャラいイメージが少ないですよね?
ハロウィン当日はそこかしこでハロウィンイベントが行われていますが、“婚活パーティーにお互い参加していた”という出会い方よりも断然、必死感が少ないですよね?
そう、つまり「ハロウィンの非日常な雰囲気を味わいたくてコスプレして街に出ただけで、別にナンパされることが目的じゃなかったんだ」という、エクスキューズが発動できるわけです。
最高に“出会いの釣果”があるにもかかわらず、
クラブや婚活パーティーのようにチャラさや必死感が漂わないスペシャルデーなのです!!
結婚披露宴のナレーションにて、「新郎新婦の出会いは2年前のハロウィンで……」なんて紹介されても、別に恥ずかしくないですよね? 何だったら、その後、生まれてきた我が子に「パパとママはハロウィンで初めて会ったのよ」なんて、“運命の出会い”っぽく語ることだってできちゃうわけです。
ということで、クリスマスまで2カ月を切ったタイミングで迎えるハロウィン当日、コスプレして街に出ない手はないってことです。
<TEXT/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は
@SakaiyaDaichi