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モテ服は何色?料理上手に見えるお皿の色は?色を知れば女子力が上がる

 毎朝女性がやることといえば、第一にメイクですよね。でも、可愛い色という理由だけでアイシャドーやチークや口紅、ファッショングッズを選ぶなんて、実にもったいない話。 脳にきく色 今回手にしたこちらの本『脳にきく色 身体にきく色』では、色が人に与える様々な効果を解明しています。著者の入倉隆氏は、芝浦工業大学教授で、専門は視覚心理という本格派なのです。

赤や黄はなぜ食欲をそそる?「赤を着るとモテる」説も

 スーパーやコンビニに並ぶ多くの商品パッケージに、赤や黄色が使われています。いかにもおいしそうなイメージが戦略だとわかっていても、ついつい引き寄せられてしまうもの。ダイエットの邪魔をする、実に心憎い色ではありますが。 マクドナルド 入倉教授は「これも人間に備わった能力のひとつ」と書いています。「赤や黄色は熟した果実をあらわし、動物はそれを食べることにより生命を維持、果実は種を動物に運んでもらえ、結果的に子孫繁栄につながる」というのです。  生命を維持して子孫繁栄なんて、恋愛にも生かせそうじゃない?  現に『赤を身につけるとなぜもてるのか?』(著:タルマ・ローベル、テルアビブ大学の心理学教授)という本によると、「レストランのウェイトレスがTシャツの色を、一日ごとに赤、黒、白、黄、青、緑と変えてみたところ、赤を着た日に限って、男性客からもらうチップの金額が多くなる」という驚きの実験データが!  勝負服に勝負下着は赤に決まり。手料理はほどほどにして、あなた自身を彼にたらふく食べてもらいましょう。
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買うお皿に迷ったら、この色を選ぶべき
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脳にきく色 身体にきく色

黄色く弱い光はくつろぎと心地よさをもたらす。緑色光は創造性を高める可能性が高い。昼の白い光の下では味覚が敏感になる。高齢者には青色が見えにくい…色が人の心や身体に与える不思議な影響を具体的に解説。思わず誰かに話したくなる蘊蓄満載のおもしろサイエンス読み物。

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