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忘年会の飲み放題は「正月ブス」まっしぐら!“ゆるパレ式”正しいお酒の飲み方

ワイン

飲み放題は鉄の自制心で拒否。正月ブスにならないためにはワイン二杯まで

 年末。忘年会やクリパが続き、もう食生活はめちゃくちゃ。ダイエットのダの字も忘れたいという人が多いのではないでしょうか。  そんな人に提案したいのが、「パレオダイエット」。20万年前の狩猟採集民族、いわゆる原始人の食生活(パレオ食)を取り入れたダイエットのことです。ヒトの遺伝子に合った食生活ということで、アメリカやヨーロッパのセレブやスポーツ選手の間でもっとも人気が高く、ちまたの健康意識の高い人たちに話題の健康法なんです。  パレオダイエットの基本柱は「食べもの、運動、睡眠」に気をつけること。  でも、健康意識の高い人たちだから続くんじゃ……と思う人も多いはず。そんな人にぴったりなのが「ゆるゆるパレオダイエット」。完璧でなくともゆるく取り入れていくことで、確実に痩せて健康美人へ近づくんです。  まずは食べものから。忘年会シーズンということもあり、お酒は外せませんよね。  ですが、実はパレオダイエットではNG。そもそも狩猟採集民族はお酒を飲んでいなかったし、遺伝子的にもヒトはアルコールに適応できていないと考えられています。  また、アルコールの代謝で生成されるアセトアルデヒド(二日酔いになる原因)は肥満を促進する物質の一つ。つまり健康美人と酒とはほど遠いわけです。  でも、「適度な酒は身体にいい」という言葉を酒飲みの言い訳にしてきた人は、筆者だけでなく世の中にたくさんいるはず。実は、2016年にビクトリア大学が発表した論文によれば、これまでのアルコールの研究には統計的なミスがあり、結局は酒を飲まない人がいちばん長生きだったとか。ええー!?

どうしても飲むなら赤ワイン&チーズ

 とはいえ酒好きにとっては、完全に酒をやめることは死の宣告に等しいもの(大袈裟)。「ゆるパレオ」的にどのお酒がいちばん害がないか、カロリーと栄養価のバランスから、酒場で選ぶべき一杯をご紹介しましょう。  まず栄養価といえばのポリフェノール、赤ワイン。ついで、ブランデー・ウィスキー・ハイボール・スコッチ・コニャックも、アンチエイジングに効く抗酸化物質が豊富。  シャンパンや白ワイン、ビール、日本酒は糖質のカロリーが高めなので、飲みすぎると太る一方です。カクテル、サワー、焼酎、発泡酒なども避けた方が無難です。  居酒屋などでどうしても、という場合はカクテルの代わりに生レモンサワーや生グレープフルーツサワーなどの生のフルーツ(ビタミン)が入ったものをチョイスしてください。  このアルコール序列を覚えておくだけで、飲み会のトータルカロリーは驚くほど違ってきますよ。
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一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書

月間100万PVのアンチエイジングブログ「パレオな男」管理人であり、「8年前まで虚弱体質のデブ」だった著者は、いかにして健康体を手にいれたのか? その秘密はパレオ(狩猟採集民)ダイエットにあった。 本書ではブログ掲載内容を最新文献をもとに大幅に加筆。医療財政の破綻危機が懸念されるなか、個人による健康維持の有用性を示唆する一冊でもある。

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