冬服に飽きたけど、まだ寒い…どうするのがおしゃれ?
●3月末…ブーツと黒タイツをやめる
そして3月末には、ブーツをやめます。黒いタイツもやめます。パンプスにナチュラルストッキングでもいいですし、サンダルにソックスでも構いません。もちろん裸足にバレエシューズでもいいのですけれども、それはまだ寒いので、そこまで無理しなくてもいいですが、できる人はぜひやってください。
こうやって、他の人よりちょっとだけ季節を先取りすることにより、おしゃれに見えるようになります。まだ多くの人が真っ黒のセーターを着ているとき、その中にいきなり明るい色が入ってくると、それはまだ見なれたものではないので、おしゃれに見えるのです。
幸いなことに、最近、春にぴったりな薄いピンクや水色のカシミアニットや、明るいグレーのダウンコートが売り出されるようになりました。パステルカラーのムートンモカシンも、あったかいけれども、色は春っぽいので、季節の先取り用アイテムとして取り入れやすいです。こういった、素材と形は冬物だけれども、色は春物アイテムは、桜が咲き終わってから、まだ2週間ぐらいは着ることができます。
ただし、こうやって早めに取り入れたものは早めに撤退です。3月末からサンダルをはいてしまったなら、9月に入ったらサンダルは終了です。半年以上、サンダルをはき続けたら、それはそれでまた飽きてしまいます。
2月に入って、太陽の光が春めいてきたら、一足先に春を取り入れましょう。寒いからといって、おじさんと同じような黒やチャコールグレーのセーター、黒いダウンでいることはありません。暗い色は脱ぎ捨てて、気分だけでも春に突入してしまいましょう。
<TEXT/小林直子>
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【小林直子】
ファッション・ブロガー。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、文化服装学院卒。東京コレクション参加ブランドのパターンナー、大手アパレル会社の企画室を経て独立。現在、湘南エリアを中心に独自に開発したメソッドによるファッション・レッスン、各種ワークショップを開催するなど活動中。ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』
季節の先取りは、簡単におしゃれに見える
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