精神科医の春日武彦氏は、破産する人が陥りがちな生活習慣から、6つのタイプに分類してくれました。
●見えっ張り型

子供は私立にいかせたい 36.7%
高い家具がある 29.3%
ブランド品にこだわりがある 20.4%
服だけでなく家具にもこだわりがある人は「見えっ張り型」。周りに合わせて背伸びや無理な出費をすることがあるだけでなく、周囲に流されやすく自分を持っていないことも。子供は私立に入れたい、習い事をさせたいと考える人は要注意。
●心のスキマ型

帰宅すると、まず何となくテレビをつける 83.0%
コンビニに立ち寄る習慣がある 44.9%
LINEがきたら気になってしまう 39.5%
不安や寂しさ、孤独を感じやすい現代、心のスキマを埋めようとする心理から帰り道についコンビニに寄ってしまったり、不安から衝動買いしてしまう。LINEが気になる、友人からの誘いは断らないなど、人との繋がりを求めて出費がかさむことに。
●多忙だから型

赤信号でも車の途切れ目に横断する 61.2%
トイレが汚い、水回りが汚い 53.7%
マッサージや整体に行って疲れを取ってもらうことがある 34.7%
「多忙だから」という言い訳の多い人は、自分に甘い人が多い。たまに「自分にご褒美だから」とマッサージに行くような人は注意。トイレや水回りが汚れている人、整理整頓が苦手な人は時間やお金の管理も苦手で、破産する人の特徴といえる。
●その場しのぎ型

床にモノを置く習慣がある 63.3%
ビニール傘が多い 53.1%
雨が降ったときや荷物が多いとき、タクシーに乗ったことがある 38.7%
床にモノを置くくせが直らないなど、反省はあるが持続できないのが「その場しのぎ型」。「折り畳み傘を持って出掛ければよかった」と何度も反省する人はこのタイプ。無計画なため、ムダな出費が増えるだけでなく、マネープランにも弱い人が多い。
●ゆるゆる型

目的地まで道に迷うことがある 96.6%
賞味期限切れの調味料がある 63.3%
駅の自動改札で引っかかったことがある 17.0%
全体像を把握できない、俯瞰できない「ゆるゆる型」。Suicaの残額を把握できてなくて駅の自動改札で引っかかったことがある人は、まさにこのタイプ。また、ズボラな性格やゆるゆるな思考の持ち主は、金銭感覚もズボラでゆるゆるの可能性大。
●自己流カルト型

クレジットカードは複数持って使い分けている 100%
100円ショップ商品が多い 52.4%
よくわからないけど国産にこだわる 44.2%
根拠のないこだわりを持つ人は「自己流カルト型」。趣味に異常にハマってしまう人や極度なこだわりを持つ人は客観的に見る能力が欠如しており、金銭面でも悪影響が出やすい。間違った情報を鵜呑みにしてしまい、お金の運用でも失敗しがち。