てるみくらぶ破産で考える、格安旅を自分でつくる5ヶ条
LCCで航空料金を安くするコツ
ホテルを安く予約するコツ
一方、自分たちで手配する場合、旅行会社のツアーを利用するときのようなスケールメリットは得にくいですが、そもそも旅行会社と大規模な提携を結ばないこだわりの宿を選べたり、選択肢を増やせる利点があります。
個人が宿泊先などを手配するサイトには、“場貸し”サイトも多いです。契約は旅行会社とではなく、宿泊先などと直接する点が特徴です。サイト運営側は募集をするための”場”を貸すだけで、予約が成立すると広告費として、宿泊施設などはサイト運営会社に手数料を支払っています。割安に手配できる航空チケットやホテルを組み合わせてツアーを提供することとは、構造が異なります。
利用者としては、サイト自身の信頼性と宿泊先は必ずしも関係がないことを心得て利用する必要があります。口コミなどをよく読みながら、誰と契約をすることになるのかも意識しながら利用したいですね(サイト名+利用約款で検索すると契約形態が確認できます)。
3.ホテルズドットコムは10泊利用で1泊タダに
旅行業界の友人は、メインで「ホテルズドットコム」を利用していると話していました。10泊利用すると1泊無料(10泊の1泊あたりの平均額)になる点が大きく、みるみる無料宿泊が貯まるそうです。
4.最低価格保証のあるサイトで交渉
最低価格保証をしているため、他のサイトでより安く予約ができることをみつけたら画面のハードコピーやキャプチャを撮り、交渉するそうです。ポイントを貯めるサイトを統一し、最低価格保証の交渉をする。真似できそうなテクニックです。
5.サイト版よりアプリ版のほうが安いことも
私達は今回、主に「Agoda」を使ってヴィラを探しました。PCサイトとアプリでは価格が違う(アプリの方が安いことが多かった)こともあるため、複数の手法で価格を比較することも大切ですね。
実際に泊まる日が近づいても部屋の在庫が多い場合、価格が下がっていくこともあるそうです。旅立つ前にも一度価格をチェックしてみようと思いました。
旅行に出かける前のリサーチもレジャーとして楽しめる時はテクニックを駆使して個人手配を、お得に手間を省いて出かけたい時はツアーを、目的に応じて選べると嬉しいですね。
最後になりましたが、色々とヒアリングをさせてくれた友人達に感謝します。旅に出る前には詳しい人に話を聞く、これもお買い物をより楽しむ秘訣となりそうです。
<TEXT/風呂内亜矢>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【風呂内 亜矢(ふろうち・あや)】
ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引士。26歳でマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。9月に新刊『デキる女は「抜け目」ない』が発売に。
公式サイト:http://www.furouchi.com/
公式ツイッター:@furouchiaya
風呂内亜矢
(ふろうち・あや)ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引士。26歳でマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。近著は『最新版 届け出だけでもらえるお金 戻ってくるお金』(監修)、『超ど素人がはじめる資産運用』
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