セックスが上手な女性の法則【性活コラム】
【AV男優・森林原人の性活コラム 第24回】
経験人数7,500人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人さんが、性にまつわるあれこれについて語ります。
『人は見た目が9割』なんていうタイトルの本が少し前に流行り、今月からは「人は見た目が100パーセント」というタイトルのドラマが始まります。
ブサメンとして生きてきた僕としては、「挽回する余地はなしなの?」とボヤきたいところですが、その人の評価が見た目で決まるという現実も確かだし、その人の内面が外側からでもある程度わかるというのも本当です。深く付き合わなくてもわかる。どんなセックスをするのかもわかる。
今回は、僕がどのように、その人がセックスの上手い女性かどうかをセックスする前に見極めているのかをお伝えします。自分に当てはめながら読んでいただき、何かしらの参考にしてみてください。
会話の盛り上がりを決めるのは、話している側の話術より、聞き手の相槌やリアクションです。セックスも同様で、上手な人は打てば響く人、受けが上手な人です。相手の攻めに対して噛み合ったリアクションがわざとらしくなく取れたり、相手の意図を汲み取ったりできると、相手が乗ってくるのでセックスは盛り上がります。
会話のキャッチボールが続く人は、リアクションだけじゃなく、フリもできる人です。セックスでいえば、「だめだめ(本当は好き)」「イヤイヤ(もっとして)」といったフリです。それだけわかりやすいフリをすれば、どれだけ鈍感な男だって気づけます。聞き上手な人はセックスの盛り上げ上手です。
業界の先輩たちが口を揃えていう法則に、「自分からドMですと名乗り出てくるやつは本物のドMじゃない、ただのかまってちゃんだ」というのがあります。カンパニー松尾さん然り、花岡じったさん然り。「本当にエロい女は、自分のエロさに、変態さに気づいていない。だから普通ですと言う」とのこと。周りにちやほやされたいからついつい大きく盛ってしまうのでしょうが、何度も騙されたのでもう食いつきませんよ。
さらに良くないのは自称ドSです。相手とのコミュニケーションを拒否しているだけの臆病者の可能性が高いです。男の攻め方をわかっているふりをしますが、大抵雑なだけで気持ちよくありません。
ひとりHをするというのは、自分の体の気持ちいい場所を知ること。自分の中にエロい気分を盛り上げる妄想があるということ。気持ちよくなることに嫌悪感を持っていないということ。そして、気持ちよくなるのを他人任せにせず、自主的で積極的であるということ、です。
ちなみに、ひとりHする暇がないほどセックスしまくっている人はまた別です。あと、自分で触っても気持ちよくないという人がたまにいますが、体の成熟具合が遅れているか、妄想力が欠如しています。
10代や20代の若い時に、10コ以上年上のおっさんと付き合っていた女性は、大抵開発されています。なぜなら、同世代の男は勃起に勢いがあるのでそれ頼りの穴と棒だけのセックスをしますが、おっさんは挿入以外のところで楽しむしがんばるので、体が開発されやすいのです。亀の甲より年の功とはよく言ったもので、亀頭だけで勝負するセックスは味わいがないのです。
さて、セックスが上手いかどうかは趣味や特技、職業からも見抜くことができます。
1. 会話が上手
2. 自分のエロさを「普通」と言う
3. ひとりHをする
4. アソコに元気がないけどすけべな男と付き合っていた
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『イケるSEX』 女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が書籍化! 経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc. |