女性がイッたと言い張るのをかたくなに否定し続ける男はほとんどいません。イッたと素直に信じた方が自分にとって都合がいいんですから、疑うメリットはありません。だからあなたがイク演技をし、「やっとイケた! 頭真っ白!」と言っちゃえば、旦那さんは納得せざるを得ないでしょう。
さらに深読みをすれば、旦那さんの過去の女性もイッていたふりをしていた可能性があります。あなたが演技をしてイッたふりをした時に、それが演技だと見抜けなかった場合、過去の女性も演技しててそれを見抜けなかっただけかなと推測できてしまいます。旦那さんだけではなく、男の滑稽さ、限界がここにあります。
イッたかイッてないかは、女性の言うことを信じるしかないのです。

とはいえ、イクふりをしろということではありません。
イケないことは恥ずかしいことではないです。イクことが最高のセックスの証とする狭い価値観に縛られないでください。まあ、イクにこだわってしまう気持ちもわかります。なにせわかりやすいですもんね。
なので、個人的見解を付け加えておきます。
クリでイケるようになるのは、触り続けることでどんな人でもイケるようになると僕は信じています。とにかく練習あるのみです。でも、どうやってもイクということがわからない女性もいて、僕なりの分析では、その方たちは性に対して後ろめたい思いが心のどこかにあってそれがブレーキをかけることになっているのか、触り方や舐め方、いじり方が間違っているか、クリの不感症か、です。
ちなみに、たまにいるそういう女性に対してどういう風にしていくかというと、
15分位までを限度に頑張って、それで駄目だった場合は潔く諦めます。プライベートではイク演技をしてもらうことはないです。男側の意地で粘っている時は、女の人はプレッシャーを感じて気まずい思いをしているんだと知ってから、諦めるという判断が2人にとって一番いいと思うようになりました。
そして、諦めたら違う楽しみ方に切り替えます。
イカなくても楽しいセックス、気持ちいいセックス、幸せなセックスはできます。イケなくたって誰も責任を感じることない、誰のせいでもない。そんな、柔軟で素直な価値観を2人で共有できていれば何の問題もありません。