弓さんは、ボトムはパンツしかはかないそうですが、パンツはシニア世代には必須のファッションアイテム。ラクだし、便利だし、脚を出さなくていいし…。でもおしゃれに着るのは難しいものですよね。
「パンツ類は若いころのようにそのまま着ると、シニア世代には固いし、地味でつまらなく見えてしまうの。だから、スカーフやネクタイ、アクセサリーなどの甘辛小物でひとひねりを加えて!」(弓さん)とのこと。
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フェミニンな小物を加えたシニアのパンツスタイル
ブラウスの首元にフリルを寄せたスカーフを首元にあしらったり、揺れるピアスやイヤリングをつけたりするだけで印象は変わると言います。
弓さんの著書には、こんな女性の声も――。
いま64歳。一人息子は結婚して独立、孫も誕生。人生をやり終えたような気分で、彼女は燃え尽き症候群のようになっていたそうです。
大好きだったおしゃれも最近は興味が湧かず、それでも仕事上、洋服の数はいるのでもっぱら有料で月に何度かコーディネートした服を送ってくれるレンタルファションを利用。足元はラクな健康シューズばかり。
高齢の父親の介護と仕事で一日が終わってしまい、最近の関心ごとは仕事をいつリタイアするか…だけだったといいます。
そんな彼女が、弓さんの新刊を偶然書店で目にして読み始めてみると、いますぐ実践できそうなアイデアがいっぱい。「私の人生まだまだと思いなおしました。たくさんの希望と幸せを受けとりました」と話してくれました。
日本の若い女性の中には「30過ぎたらもう終わり」なんて言う人までいますが、とんでもない! 人生まだまだこれからです。
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奇跡の79歳 vol.4―
<TEXT/女子SPA!編集部>
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