「いつも疲れている気がする」という慢性的な疲労には、
抗酸化作用を持つ食材がオススメ。体が酸化していると血液はドロドロ、血管や細胞にダメージが加わって炎症が起き、ダルさややる気の停滞を招くと言われています。
アボカドやかぼちゃ、トマト、ニンジン、赤・黄ピーマン、小松菜、大豆、バナナ、キウイフルーツを意識的に摂ってみてください。
抗酸化作用がありカリウムを多く含むトマトは夏の疲労を和らげるのに最適
そして、カリウム。カリウムには筋肉や神経の働きを正常に保つ働きがあり、不足すると倦怠感や脱力感の引き金になることも。カリウムは、
切り干し大根や納豆、里芋、トマトなどに含まれます。
次に、これらの食材を使った
夏にオススメの疲労回復レシピを紹介します。
【切り干し大根のサラダ(2人分)】
<材料>
・切り干し大根・・・25g
・ニンジン・・・1/2本
・トマト・・・お好み量
・ネギ・・・お好み量
・キヌア・・・大さじ2
・A塩・・・少々
・A黒コショウ・・・少々
・Aマヨネーズ・・・大さじ2~3
・A酢・・・小さじ1/2
<作り方>
1. 切り干し大根を10分ほど水に浸してもどす。
2. ニンジンを細切りにして水気を切る。
3. キヌアを茹でる。
4. Aをボウルに入れて混ぜたら、そこに切り干し大根、ニンジン、キヌアを加えてよくあえる。
5. トマト、ネギをそえて完成。
抗酸化作用のあるトマトやカリウムを含む切り干し大根、キヌア。
キヌア
そこに、疲労回復に効果的なビタミンB1の吸収をサポートするアリシンを含むネギをプラス(ビタミンB1はキヌアに含まれます)。
ネギ
お酢の力も疲れた体を元気にする効果が期待できます。火を使わず、短時間(20分弱)でササッと作れるので、暑い日の調理も苦になりません。
暑い夏を元気に乗り切るための食事のコツ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<TEXT・PHOTO/高木沙織>
【高木沙織 プロフィール】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Blog:
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