この事実を旦那さんは知らないのでしょう。自分の持っている知識が最高だと思っていて、あなたのためを思って親切心から教えてあげようとしているのかもしれませんが、的外れな親切は困りますよね。少し面倒ですが、お医者さんの正しい知識を教えてあげて、親切心は否定せずに知識だけ訂正しましょう。根はいい人だから素直に聞いてくれるはずです。
厄介なのは、自分の知識が最高で、俺はこんなことも知っているんだぜと思っていた場合です。男の器の小ささがモロに出ていてウザいパターンです。人の旦那つかまえてウザいとは失礼極まりなくムッとされたかもしれないのですが、やっぱりウザいですよ。過去の栄光とまで大袈裟に思ってはいないでしょうが、過去の女性の美意識の高さとその女性と付き合っていた旦那さんは同格なわけではありません。
同格じゃないから別れているわけですし、たまたま付き合っていた時期があっただけのことです。伝統芸能の歌舞伎役者と付き合って、自身の女優としての格が上がったと勘違いしてしまうイタイ人がたまにいますが、ブランド品で自分を大きく見せようとしているのと一緒です。ナンパ師からすると、
そういうタイプは自分そのものへの自信がないから、虚栄心をくすぐればすぐヤレる、と軽く見られます。

そもそも、相手の過去の恋愛話、いいにせよ悪いにせよ、聞きたくないって人が大半ですから、マナーとして
聞かれるまで話さない、聞かれてもこじんまりとした内容しか話さない。これに限ります。
「男は過去を引きずって、女は今を生きる」とか、「過去の恋愛を男は別名保存し、女は上書き保存していく」と言う声もありますが、一概にそうとは言えません。僕が好きになって付き合ってきた女性は、記念日とかを大切にしたり、出会った頃を懐かしむ人が多かったです。きっと、男とか女とか性別に関係なく人それぞれなんですよね。
旦那さんに関してはおそらく、
遠回しにあなたに対しダメ出ししているのか、対抗心を煽ろうとしているのか、のいずれかかもしれません。僕も気をつけないと陥りがちなので身につまされる思いです。