Entertainment

激太りの一因?「自己評価が低い」マライア・キャリーの苦しみ

 圧倒的な歌唱力と人気で一時代を築いたアメリカの歌姫マライア・キャリー。そんなマライアが、自身の自己評価の低さに悩んでいることを告白した。  マライアは自分の自尊心がとてももろいことを認め、ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄にこう語っている。
マライア・キャリー

マライア・キャリー

「私は普通の人間なの。みんなと同じような敬意を受けるに値するね」 「みんなわかってないと思うけど私いつも自己評価が低いの」  自分がどういった敬意を受けるに値するのかよくわからないとし、恵まれた外見や世界中からの名声にもかかわらず、マライアは依然不安定で、さまよっていることを告白している。  また、黒人と白人の子供であるという生い立ちが、自身の社会的立場を疑問視するきっかけであったとも述べている。 「異人種間の子供として育って、どこに私が属するのかわからなかったわ。だから音楽が私の人生の大部分になった、音楽が私に多くの問題を乗り越える力をくれたの」 「武装した自分を解くのが難しいことがあるわ」

周囲への不信感、貧しかった下積み時代も告白

 マライアはさらに、「自分の周囲の人々が、どれだけ誠実なのかわからなくことがある」とも告白している。 「私は『彼らは本気なのそれとも適当に言っているの』って自問するの。あらゆる人に対してね。1人3人ってレベルじゃないわよ」  歌手志望だった頃を今でも鮮明に思い出すというマライア。当時は貧しく、食べることにも苦労していたことを明かした。
Vison of love

デビューしたてのマライア。1990年発表の曲『Vison of love』※アマゾンより(英語ページ)

「私はレコード契約が大変だった頃を覚えているわ。真夜中にデモテープを作ってスタジオの床で寝る。食べるものもない一文無しだったわ」 「食べたとして、ニューマンズオウンのソースでパスタ。友達とシェアして一週間ずっと同じメニュー。それかベーグルにアイスティーだったわ。デリの人がただでくれたりね」  フィアンセとの破局、新恋人の発覚、大晦日ライブで“まったく歌うことができなかった”という失態、激太り…ここのところ私生活で何かと話題が多く、すっかり“イタイ人”となってしまったマライア。  「希望がなくなったと思ったときでも、自分を見つめて強く生きて。そうすれば、最後には真実が見えてくる。自分の中にヒーローがいるということを」  マライアの大ヒット曲『ヒーロー』(1993年)にこんな一節がある。マライアの曲を聴いて、勇気づけられた人はきっと多かったはず。葛藤を乗り越え、また輝きを取り戻してほしい。
<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ