写真はイメージです
「新入社員時代、よっぽどのコネや資力がなければ獲得が難しい案件について話合っていたときのこと。
部長に“山田ぁ~、こういうとき力になってくれる友だちがお前にはいないのか? お前のために誰か紹介してくれる人はいないのか? 大学時代、そういう人脈を築かなかったのか?”と延々と責められ、度々そういうことをされて辛くなり、退職しました」(美月さん・27歳)
若さゆえの経験のなさや人脈の薄さを“自己責任”にすりかえる、とてもいやらしい毒上司です。お前こそ、日頃見せびらかす名刺を活かして、とっとと仕事を取ってこい! と言いたくなりますよね。
かつて、私も毒上司に悩まされたことがありました。
まだ若く経験がない、年齢的に再就職が厳しそう、おとなしくて優しいなど、付け入る先を見つけては、彼らは私たちの人生に踏み込んできます。
そこで、ひるまないことが大切だと思います。
最低限の礼儀をもって淡々と接し、場合によっては何を言われたかなど証拠を集めて、理不尽な振る舞いをされたら引かない。そう決めておきましょう。
大抵の毒上司は、コンプレックスが強くて権力に逆らえず、いつもまわりに誰かはべらせていないと不安になる、弱虫な人たちです。“上司”の肩書きを外したら、何も残らないという人も、とても多い。
毒上司のペースにまかれて、「私がダメだから叱られるんじゃ……」なんて悩まないでくださいね。
違う、悪いのは毒上司!
<TEXT/みきーる>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【みきーる】著書に『
ジャニヲタあるある』(アスペクト)、『
ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)他。Twitterアカウント:
@mikiru 公式ブログ:『
ジャニヲタ刑事!』